朝晩冷えてきましたね。
お元気でしょうか。
ミナ ペルホネンの『つづく展』が終わってしまったと思ったら、表参道のスパイラルでこちらが！
『風景の色 景色の風 / feel to see』
ミナのテキスタイルに注目した展覧会だそうです。
またミナの世界に浸れますね。
こちら12月1日までで、事前予約をした方が確実です。
５階のショップ「call」もとても素敵なので、展覧会の後に寄ってみてください！
さて、今回ご紹介する舞台は、good morning N°5『ただやるだけ』。
こちらは澤田育子と藤田記子という小劇場女優が、「面白いことしかやりたくない！」と立ち上げた団体で、もう12年も「そこまでやる!？」って無茶なことをギリギリやっていて、あまりのことに笑いすぎて涙が出ます(笑)。
どんな無茶苦茶かと申しますと……、
私は三年前の『豪雪』という作品に出演したのですが、下北沢の駅前劇場という小さな劇場に、タイトルに見合う量の雪(という名の紙)を、お客様も埋もれるほど降らせてみたり。
その時の私の役は、女子中学生で高倉 健！ セーラー服に角刈りで、健さんみたいにしゃべるっていう、なんじゃそりゃ!!ですが、結果とても愛おしい役でした。
どうでしょ？ ちっとも分かりませんよね(笑)。
観てもらわないと、その無茶苦茶っぷりも、ギリギリっぷりも伝わらないのです。
正直なことを言いますと、そもそもこういう公演は、満席になっても儲かりません。更に今は感染対策のための制約も多く、経費もかさみます。公演中止の決断をしている団体もたくさんありますが、「それでもやりたいことをやる！ ただ面白いことを!!」って人たちを、私は応援したいです。
どうか一度観ていただけたら！
振付と声の出演には、オフロスキー（NHK教育テレビの子供番組『みいつけた!』）こと小林顕作さん。
音楽は中村 中さん。出演もしているので、中さんの歌が生で聞けるのも楽しみです！
今回は、何だか対極な世界観のものを紹介していますが、どちらも突き抜けていて大好きです。
ではまた再来週に！
＜今回ご紹介した舞台＞
2019 年浅草九劇大賞受賞後初作品！
〜祝・結成13周年記念公演！！〜
『ただやるだけ』
good morning N°5、結成13周年記念公演。澤田育子が描く、世界平和を願いながら、愛とくだらなさがメチャクチャに交差する、全力投球型のド派手で魔訶不思議な世界が炸裂！ バカバカしくも号泣必至！！ いつも以上に華やかで、賑やかで、色鮮やかな作品、全30ステージを上演。
■日時：11月19日(木)～12月13日(日)
■会場：下北沢シアター711
■チケット料金：自由席 4500円（12月13日のみ1300円）。アーカイブ付生配信チケット 3000円（11月23日(月•祝)14 時、30日(月)19時、12月5日(土)19時の回は生配信あり。アーカイブはそれぞれ 4 日間視聴可能）
■作・演出・作詞：澤田育子
■音楽：中村 中
■出演：入江雅人、藤田記子、千代田信一、弘中麻紀、藤原祐規、中村 中、平井亜門、久保田南美、武田裕子、高久瑛理子、澤田育子
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構成／神山典子
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