ポルトガルの冬支度、夢見た冬ごもり

ポルトガルの冬は、雨の冬です。
激しい雨の日が数日間続くこともあります。

激しい雨の日が続きます

夏の間は数ヶ月、雨が降らない土地に、突然大量の水が流れ出すのです。

私の庭の一番低い場所には、高い場所から流れてきた水が川のように隣の庭に流れています。
お気の毒に、この辺りで一番低い場所にあるお隣の庭の一部は毎回、雨で池のようになってしまいます。

今年はコロナウイルスのせいでどこにも行けず、この家にとどまることになりそうです。
こうやって色々なものを冬仕様に変えていくことで、少しはワクワクを感じることができます。

私が子供のころに夢見ていたのは冬ごもりです。
寒い雪の中、暖かい穴に籠って好きなだけ寝ていられるとは、なんて素晴らしいこと！と思っていました。

冬を迎える準備を終えた夜は、暖炉に今年初めて火を入れて、音楽もウィンターナイト向けのプレイリストを選択します。

そして午後中ずっとオーブンに入れて作っていた、かぶ、ネギ、かぼちゃとチキンのクリーム煮を、いつもより重めの赤ワインとともにいただきます。
もちろん、デザートはオーブンで焼いた栗。

そのあとはドラマ『ザ・クラウン』のシーズン４をお気に入りのブランケットに包まって観るのです。

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