クリスマスのプレゼント、私の場合

私は日本に行くときも、基本的にお土産は持っていきません。
その代わりに、コーヒーやドリンク、食事などにお誘いして、その代金を支払います。
ご自宅、もしくはオフィスのデスクにおけるお花を配達してもらうこともあります。

そして私が旅行中にも必ず持っていくものの一つにサンクスカードがあります。
手書きで、ちょっとした感謝の言葉を伝えるためのものです。

このデジタル時代に必要がないように思われますが、デジタルのメッセージですぐに感謝を伝えてから、手書きの紙のカードでもう一度、感謝の気持ちを送るのです。

息子たちが成人したとき、ティファニーで名前入りのサンクスカードを作ってプレゼントしました。

そしていつも「サンクスカードは送った？」と念を押しています。

とはいえ、クリスマスのこの時期に、感謝の気持ちをギフトで表さなければならない人達もいます。

まずはハウスキーパー。パリの家とここポルトガルの家でお世話になっている２人には、カードと一緒に現金を渡します。パリのアパートのコンシェルジュ、ポルトガルの庭師にも同じです。
彼らにとって現金はボーナスのようなものなのです。

ポルトガルの家の工事をしてくれて、その後もメンテナンスでお世話になっている会社のオーナーには、手に入りにくいウィスキーなどを贈ります。

家族はそれぞれがチャリティーのために献金しますので、プレゼントの交換はなしです。日頃から恵まれている人に、さらにまたプレゼントをする必要はない、というのが私の家族の考えです。

ただそれは私の家族の中でのしきたりで、これが夫の子供たちともなると違った習慣があります。なので、毎年バカラのクリスマスオーナメントを送ります。

友達にはもちろん、クリスマスのプレゼントはありません。
このように私のクリスマスギフトはとってもシンプルです。

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