早いもので、2020年ももうすぐ終わり。2020年はマスクが欠かせなくなるなど、新しい生活様式のなかでコスメに求められるものも、いままでとは違うものになりました。そんな1年、人気ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさんが惚れ込んだコスメとは……!?
① ベースメイク
「マスク時代の基本の4ステップ」
毎日のマスク生活で、ベースメイクは「快適さ」「心地よさ」が重要になりました。マスクを人前で外さないのならマスクの下はノーメイクもアリだけど、食事のときなど急に外さないといけなくなったときに「あっ!」と慌てることも多々……。
そんなわけで、メイクの必要性を感じている人も多いと思いますが、どうせメイクをするなら賢く、快適に、そして可愛く仕上げたい。
「重要なのは、一日の始まりに『今日はメイク直しをする時間がないから、耐久性が必要』『今日は日中外にいるからUV効果があるものを』『今日は家でマスクなしで過ごすから軽めでOK』など、ベースメイクのメニューを、一日の過ごし方から考えること。日によって使うアイテムや数を変える工夫をしてみて!」(長井さん)。
ここに挙げている①〜④は、基本の4ステップとして参考にしたいアイテム。耐久性が必要な日はフルで使ってみるのもいいし、ワンマイルメイクに下地とパウダーだけなどの使い方もOK。
⑤は、マスクメイクのために開発された新技術「美肌ジェリーコート処方」採用の色つき日中美容液で、①〜④の役割をひとつでカバーできちゃう優れもの。ファンデのマスク移りをガードしてくれ、乾杯トリオの3人も「全然、マスクにつかない!」と大絶賛でした。
② アイブロウ
「茶色やオレンジで明るく」
眉に茶色やオレンジのニュアンスを足しながら明るく仕上げることで、ヌケ感を出すことを楽しんだ今年。バタやんも使い込んでいるというアイテムが、長井さん監修のこちらです。
「眉の下の肌をフワッと染めるブラシもイイ!」(バタやん)と言うように、オレンジがかったふんわり垢抜け眉が作れます。
「髪色にとらわれず、明るいカラーを楽しんでみてください。オレンジニュアンスのアイブロウアイテムを持っていなければ、眉の足りない部分をダークカラーで埋めたあと、オレンジのアイシャドウパウダーやチークで眉毛の下の肌をシュッと染めても大丈夫ですよ」(長井さん)。
③ チーク
「クリームタイプでツヤを」
3人揃ってヘビロテしているのが、こちらのクリームチークでした! 左の柔らかなレッドも、右の青みプラムカラーも、自然な血色感とツヤをオンできます。
「顔のシミを気にしている人は特に、指塗りよりもスポンジ塗りがオススメ。指で塗ると、シミを隠していたファンデまで一緒に伸びるので、シミが出てきてしまうんです。
クリームにスポンジを強めに押し当てクルクルしたあと、一度手の甲でポンポンとなじませてから、頬にのせていくと自然に色づきますよ」(長井さん)。
④ アイメイク
「表情が明るくなる赤を」
今年は赤みのあるアイメイクが流行りましたが、「マスクをすると唇と頬の血色が隠れるので、まぶたに赤みを差すことで表情を明るくするのは私も賛成」と、長井さん。
お気に入りは、シャネルのパレットだそう。「赤過ぎないオレンジ寄りの赤と、定番のブラウンが入っているのが使いやすくて愛用中」(長井さん)。
まつ毛にも、赤みを重ねて。長井さんとバタやんの一押しアイテムは、THREEのレンガ色マスカラ。「明る過ぎず、目力もきちんと生まれる、さり気ないオシャレカラー。もっと目力が欲しいという人は、アイライナーを引いたうえで使ってみては?」(長井さん)。
⑤ リップ
「婦人に絶対おすすめしたい1本」
「どんな服にも似合う色で大人の顔色を明るく見せてくれる、まさに婦人に推奨したい一本。つけたときはムースっぽいのに、そのあとマットになる質感で、今年、ベストコスメに多数選ばれているリップです。
最初はスムースなので、唇の縦ジワも目立ちません。また、最終的にサラッと仕上がるので、マスクにもつきにくいのが特徴」(長井さん)
美しくつけるコツは、「ンママママ……」と唇を上下しっかり擦り合わせて色を定着させること。最後にティッシュオフすると、さらにマスクにつきにくくなります!
今年大活躍したコスメ、皆さんも参考にしてくださいね!
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