若者が恋愛しない理由5:恋愛ドラマの影響を受けにくいから


実は、若者が恋愛をしないのには、“恋愛至上主義に踊らされていない世代”であることも、理由だと考えられます。そこにも、SNSが深く関係しています。
現代はメディア視聴に関しても多様化していて、特に若者はテレビ番組よりも自分たちの好みに合うユーチューバーの番組などを選んでいます。

それこそ、1991年にOL(※当時の女性会社員の呼び方)が、月9のドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)を観るために早く家に帰ることで、「月曜の夜は、街からOLが消えた」なんて言われる現象が起こる可能性は、もう低いのかもしれません。それだけ30、40代以上の世代は、恋愛ドラマ、そしてテレビの影響を大きく受けていて、それが“恋愛至上主義”の価値観に繋がったところもあるのかもしれませんね。

ここまで若者があまり恋愛しない理由を5つ挙げてきましたが、このように恋をしないのは、「若者自体になにか問題がある」というよりは、「社会的背景や環境が大きく影響している」ところがあります。そして、何度も言うに、恋愛をしないこと自体は悪いことではありません。

だから、上の世代の“人生の先輩”たちは、変えるべき社会制度は変えつつ、「自分たちとは違うから」といって若者たちを避難せず、そっと見守っていくのはいかがでしょうか?
彼らには彼らの幸せがあるのだから!


この記事は2021年2月11日に配信したものです。
mi-molletで人気だったため再掲載しております。

 

前回記事「男運が悪いのは私が美人なせい?ダメンズにハマりやすい意外な理由とは?」はこちら>>

 
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