子供の頃から料理が大好きなアクセサリー作家・山本亜由美が、日々アトリエにこもって、知らない味や大好きな味の再現にトライする「食いしん坊レシピ」がスタート! 
あるときは1人で。スタッフや友人がいるときは2人で。
簡単で美味しくて、素材の組み合わせも楽しくて。
足したり引いたりが簡単なご飯をご紹介しようと思います。

 【ホワイトソースなしの楽々レシピ】牡蠣とほうれん草のグラタン_img0
 
 


簡単で美味しい! アトリエごはんレシピ集はこちら>>

アトリエにスタッフがいる時はお昼に賄いを作ります。
準備は15分くらいで出来るもの、焼いたり煮込んだりしても30分以内に出来上がるものを考えます。
グラタンのようなオーブン任せの料理は賄いにぴったりで、ホワイトソースを使ったグラタンを作る時もありますが、パパッと出来る生クリームをかけるだけの簡単グラタンにしてしまうことばかり。
最後に汁が出るので、この汁をガーリックトーストにつけながら食べるのがたまらないんです〜!
焼いている間にジャガイモ茹でたり、果物やサラダの準備をして賄いのできあがりです。

牡蠣とほうれん草のグラタン


材料(2人分)

・牡蠣 120g
・ほうれん草 一袋
・白ワイン 50cc
・塩 ひとつまみ
・バター 大さじ1
・生クリーム 50cc
・チーズ 適量(とろけるチーズやお好きなハードチーズなど)
・お供 ガーリックトースト

作り方
1 牡蠣を流水でよく洗い、丁寧に水気を拭く
  ほうれん草は食べやすい大きさに切る

2 フライパンに牡蠣と白ワインを入れ酒蒸しするように軽く火を通し、表面がプリッとなったら牡蠣だけを取り出す

 【ホワイトソースなしの楽々レシピ】牡蠣とほうれん草のグラタン_img1

 

3 汁の残った同じフライパンにバター、ほうれん草、塩を入れ、弱火でゆっくり火を通しトロトロになるまで炒める(塩気が足りなければ調整する)

 【ホワイトソースなしの楽々レシピ】牡蠣とほうれん草のグラタン_img2

 

4 浅い皿に牡蠣、ほうれん草、チーズ、生クリームの順に重ね高温で表面が香ばしくなるまでオーブンで焼く
(今回使ったのはコンテチーズ)

 【ホワイトソースなしの楽々レシピ】牡蠣とほうれん草のグラタン_img3

 

*我が家のコンベクションオーブンでは245度で20分くらいですが、牡蠣に火が通れば良いのでご自宅のオーブンに合わせて調整してください
*焼きあがる寸前にパンをオーブンの中に入れ、焼き上がりにニンニクを擦り付けて一緒に提供します。


トロトロのほうれん草はそれだけで大好物。
ほうれん草とゆで卵でグラタンを作るのも好きなんですよね。その際はホワイトソースを使うのですが、私はホワイトソースは電子レンジで作ります。
バターと小麦粉を電子レンジにかけよく練ります。牛乳を少しずつ足して伸ばし、電子レンジで時折温めながらダマにならないようにかき混ぜ続けてトロリとなれば出来上がりです。
ホワイトソースを使ったグラタンは深めのお皿で作るイメージがありますが、生クリームを使ったグラタンの場合は浅いお皿で作ると良い気がします。
水分が飛んでクリームが素早くトロっとなるような気もしますが、私の場合、大好きなチーズの香ばしいところがたくさん食べれるからっていう理由です!

撮影・文/山本亜由美 構成/藤本容子

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