トビリシは2月に入ってからずっと暖かく、このまま春になってくれるのかなと思っていたら、突然の大雪!
去年も3月半ばを過ぎた頃に同じ様に一日だけ銀世界になり驚かされたのですが、毎年こんな感じなのかしら?冬本番の時期には市街地ではほとんど雪なんて降らないので驚きです。
ちょうどその雪の日、友達の誕生日会を予定していました。徒歩往復10分のお店にケーキを買いに行くだけで靴はびちょびちょ。うちに集まってくれた友達たちも、徒歩圏内に住んでいるのにタクシーを使わざるを得なかったり、逆にタクシーが捕まらず30分かけて歩いてきてくれたりと、皆予定を狂わされたよう。

ついつい、ホームパーティというお題に相応しくシフォンブラウスにニットパンツというリラックス&華やかなファッションで登場したひとみさんをドカーンと描いてしまいましたが、この日の主役は漫画の三枚目にチラッと出てきている、夫の後輩サッカー選手のタイガちゃん。
漫画の中では誰よりも早く到着していますが、実際は、タイガちゃんがうちに来るのをみんなで待ち構え、ドアを開けると同時にバースデーソングを歌って、ロウソクの火を吹き消させるというサプライズをしました。
20代最後の誕生日を、まさか50代、40代、30代の友達に囲まれ、ババ抜きをしながら過ごすとは想像もしなかったでしょうねぇ。
本人よりも私たちのほうが楽しんでいたような気がします(笑)

さて、話は変わって、ひとみさんと出会ってからというもの、やたらと「服の色」に敏感になっている私。
よく考えてみたら、今まで私が興味を持って見ていたものって、木々や草花、空や光、動物の毛や羽などの「天然の色」が殆ど。その移りゆく奇跡的な色合いをどう作品にしよう…なんてことばかり考えていました。
ですが、この誕生日会の日、私は、人が作り出した「奇跡的な色合い」を目撃してしまったのです!
それは、私とひとみさんが出会うきっかけにもなった、鍼灸師のりょうたくんの格好。サッカー観戦にもチェスターコートを羽織って来るような、スマートできれいめスタイルのあのりょうたくんが…!!(下記漫画参照)
大雪、誕生日会、タクシーが捕まらないという奇跡が重なり仕上がった貴重なスタイルに、もう感動の余り(笑いすぎて)涙が止まりませんでした。
見た瞬間から、どう漫画にしようと考えていた私。漫画を描き始めて2年半。漫画も私にとって立派な表現ツールになったんだなぁと実感せずにはいられませんでした。
漫画出演OKくれたみんな、ありがとう(笑)
補足)りょうたくんは、普段は白衣に黒縁メガネ。ふとした時にメガネを外すと爽やかイケメンという、少女漫画にうってつけのキャラです。
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