体型コンプレックスと上手に付き合い、服を選ぶ方法とは?【スタイリスト乾千恵さん】スライダー1_1
体型コンプレックスと上手に付き合い、服を選ぶ方法とは?【スタイリスト乾千恵さん】スライダー1_2
体型コンプレックスと上手に付き合い、服を選ぶ方法とは?【スタイリスト乾千恵さん】スライダー1_3
43歳 /スタイリスト/154cm

『CLSSY.』や『STORY』などの女性ファッション誌で活躍するスタイリスト乾千恵さん。ご自身の毎日のファッションも手掛けるスタイリングも、甘くない大人のフェミニンな着こなしが定番です。5日間スナップの3日目は春の定番トレンチコートを今年らしく着る提案です。

トレンチコートのインナーにシャツやTシャツにすることが多かったのですが、今年はフェミニンなブラウスが合わせたいなと思っていました。選んだのがドット柄のブラウスです。フェミニンは好きですが、甘いディテールは得意ではないので、どこかモードな雰囲気もある大きめのドット柄ブラウスにしました。ドット柄のスカートはよく着ていますが、トップスは初めて。背が小さい、顔が丸い、きつく見られたくないなど、コンプレックスが多いので、避けてきたアイテムが結構あります。その一方で素敵だな、着てみたいと思う気持ちもあるので、そこに蓋をしないで、どんな素材やシルエットを選んだら私が着られるかなと考えてチャレンジしてみるようにいています。

合わせているデニムもまさにそうで。正直なところ、デニムもあまり得意ではありません。しっかりした脚だし、お尻も大きいから、スキニーは絶対に無理(笑)。いろいろ考えた結果、シルエットはストレートやワイド、フレアーで、ハイライズであることが必須条件になりました。

ブラウスに甘さがある分、小物はきりっと端正なものに。バッグはバンドリエールをプラスして、ほどよくカジュアル感も意識しました。ブルーのパンプスは、断捨離後にも残ったお気に入りの1足です。以前ほどヒールのある靴を履かなくなり、大半は思い切って手放しました。クローゼットも把握しやすくなってよかったのですが、たまに『あのパンプスを合わせたいな』と思って探したものの、すでに手放していてちょっと後悔なんてこともあるんですけどね(笑)」(乾さん)

撮影/中田陽子(maettico)
ヘア&メイク/chiSa(SPEC)
構成・文/幸山梨奈

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