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私が子供の頃から一番好きなお菓子といえば、カスタードクリーム。
特にシュークリームです。
シューが柔らかく薄い、コンビニエンスストアで売っているようなものが好きです。
でも中身はカスタードクリームのみのものに限ります。

 

日本に滞在中はもちろんのこと、帰国する前に空港のコンビニエンスストアで買って、飛行機の中で食事がわりに食べるほど大好きです。

こんなにカスタードクリームが大好きな私ですが、今まで自分で作ったことはありません。もともとお菓子作りは苦手です。
お菓子作りは材料を精密に計って、手順もきちんとしないと成功しないと思っていましたので、ズボラで適当に、レシピなしの手当たり次第で料理を作るような私にとって、ハードルの高いものでした。

しかし最後に日本に行ったのも1年半前、ともなると、あのカスタードクリームの味が夢に出てくるようになりました。

今日、友達が農家の人からもらったと言って、12個の卵を持ってきてくれたので、「これはカスタードクリームを作るしかない」と思い、簡単そうなレシピをウェブで検索してみることに。
いくつかのレシピをビデオでも確認して、一番簡単そうで美味しそうなものを探します。

そして、まずは材料。卵、そして多くのレシピは牛乳ですが、私は子供の頃から牛乳が大嫌いですのでアーモンドミルクで代用、その代わりに生クリームも追加することに。オーガニックのさとうきびの砂糖、薄力粉、バニラエッセンスを一応レシピ通りに計量して並べます。

卵黄、砂糖をボウルに入れて、白っぽくなるまで混ぜ合わせます。
そして薄力粉をレシピの3分の4だけ入れて混ぜ合わせて、温めたアーモンドミルクを少し加えます。
この後、多くのレシピは鍋で直接温めますが、失敗しなさそうな湯煎にかけることに。

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さらに少しづつアーモンドミルクと生クリームを加えて、とろみがつくまで混ぜ合わせてから、バニラエッセンスを加え、瓶に入れてそのまま粗熱をとって出来上がりです。

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レシピには“粗熱は氷の上に乗せたバットに移す”とありますが、私は直接瓶に入れました。薄力粉の量が少ないので、少しくらい瓶の中で固まっても問題はありません。

これで案外簡単に、素晴らしく美味しいカスタードクリームの出来上がりです。
皮の超薄いシューはこれから挑戦しますが、まずはカスタードクリームだけで満足です。
 

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焼いてカラメルにしたりんごの上に、カスタードクリームをかけて

使わなかった卵の白身は砂糖を混ぜて泡立ててから、アーモンドの粉を混ぜてオーブンで焼きました。
それでもまだ残った卵でスポンジケーキも作りました。

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やればなんでもなんとかできる!


こうやって、手に入らなければ、自分で作ることが今や日常になりつつあります。
料理は科学です。
私のように幾通りかの方法をレシピで確認して、自分のやりやすいように仕上げることができます。

ロックダウンが1年過ぎた今、ささやかなことでも今までは想像もしなかったことができるようになり、大きな自己満足を得られます。

最近はたらこも、ここポルトガルではもちろん買うことができないので、生のタラの卵からレシピを探して作ってみましたが、結構上手くできました。
自家製のたらこですよ!!!


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