【Case2.都内と二拠点でお試し鎌倉ライフを選んだ43歳ワーママ】

子供の学校で都心を離れられないゆえの二拠点


一方、仕事や子供の学校の関係で都内の生活基盤は変えられないけれど、都会の窮屈な生活から少し距離を置きたくて、週末限定で過ごす家を海の近くに探し始めた2児の母・加奈子さん。鎌倉在住の友人のもとを頻繁に訪れるうちに周辺の飲食店のスタッフとも仲良くなって、すっかり鎌倉のコミュニティが気に入ってしまったと言います。今年に入って本格的に物件を探し始め、3カ月かけてようやく賃貸マンションの契約にこぎつけられそうなところまで来ました。

「物件数が少ない上に移住希望者が殺到しているので、いいと思った物件は1日ぐらいでなくなってしまうんです。先日も狙っていた物件に8組も希望者が来ていて、残念ながら他の方に決まってしまいました。あまりに契約に至らないので湘南が嫌いになりそうになりましたけど(笑)、今は鎌倉の長谷エリアに申し込み中の1軒に懸けて気持ちを奮い立たせています」

【鎌倉移住がコロナで急増】ストレスも物欲も激減! 授業参観はビーチサンダルで_img3
加奈子さんが通う材木座テラスのヨガスタジオ、gypsea by HONEY。ドロップインも可能なので、都内在住者のワンデイトリップにもオススメ。

週末用だから一家4人で1LDKで十分だと考えていて、該当する海近物件を手当たり次第見ているのだそう。毎週のように鎌倉に来ていたら、内見中に立ち寄った海辺のヨガスタジオをいたく気に入ってしまって、家を持つことを前提に早くも週末会員になってしまったのだとか。最近のお気に入りは、金曜の夜に浜松町で仕事を終えて鎌倉に向かい、友人宅でゆっくりしてから翌朝海辺でヨガをするコース。

 

「コロナで以前のように旅行も行けずにストレスが溜まっていたけれど、そこまでお金をかけずにリフレッシュできる方法がこんなに身近にあったなんて、移住前からすでに満足しています(笑)」