女性誌を中心にフードライターとして活躍しつつ、あふれる愛に任せて各紙でフィギュアスケートの記事も担当する斎藤優子さん。早速、2021年世界フィギュアのクライマックスを総括していただきました! 解説を読んで感動をプレイバック。
昨年は新型コロナの影響で中止となり、2年ぶりの開催となった世界フィギュアスケート選手権大会。開催地、スウェーデンのストックホルムから届いた最初の驚きは、「りくりゅう」こと、ペアの三浦璃来・木原龍一選手組の快挙でした。なんと、ショートプログラムで8位!!
結成2シーズン目とはいえ、それぞれペア競技でのキャリアもあります。
『スケトーク』(フィギュアスケートファンに人気のユーチューブチャンネル)のMC2人も、「世界に通用する技術があって、世界レベルの難しい技にチャレンジしている」と、りくりゅうの凄さを語っていました。
きっと本人たちにも自信はあったのだろうから、“驚き”なんて言うのは失礼な話かもしれないけれど、なにせ、今シーズンは全日本選手権ですら、その演技が観られなかったのだから、SP『ハレルヤ(k.d.ラング)』では、ほんとに驚いてしまいました。
難しい入り方もなんのその、木原選手のリフトは安定感抜群。ツイストリフトは高いし、三浦選手を脚の間から引き上げてお姫様だっこをし(こんな表現ですみません)、そこからスロー3回転ルッツ(男性が投げ上げるジャンプ)に続く演技は、流れるよう。
フィニッシュのデススパイラルまで、ただただ見入ってしまいました。フリープログラムでは少しミスが出たものの、総合10位に入り、ワールドのエキシビションに呼ばれるという快挙(エキシビのレディー・ガガでも、お姫様だっこからのスロージャンプ、やってくれましたね)。そして、なにより、北京五輪の出場枠を確保。
本人たちが、うれしさより、悔しさを口にしているのも、また頼もしい。
2021年、世界フィギュアの感動シーン!
▼横にスワイプしてください▼
Comment