王配として、夫として、父として
未来の女王との結婚のため、ギリシャ王子の称号を棄て、英国国教会への改宗されたフィリップ殿下。ナチス関係者と結婚した姉達を結婚式にも呼べなかった上、最大の犠牲は、将来出世も期待できたイギリス海軍でのキャリアを諦め、妻でクイーンのエリザベス女王をサポートしていく決断をされたことでした。
ご存知チャールズ皇太子を筆頭に、三男1女の父として、若くして即位された女王を支えながら、公務と家庭の両立をされていました。
ご自身の生き方同様、子供達にも男らしく、強く逞しく、と願われた殿下。
残念ながら長男チャールズ皇太子が最もかけ離れた性格ゆえ、なかなか相容れなかったものの、お忙しい女王に変わり、子煩悩でもあった殿下。
この画像からも、真面目な女王に対し、殿下はワイルド担当だったことがわかりますね(笑)。
またグルメでもあった殿下は、家族のためにバーべキューをよくされていたそうです。
女王の一歩後ろから、常に見守り続けていらした殿下
弱冠25歳でクイーンとなった妻、エリザベス女王を、5歳年上の旦那様はいつも側で見守っていらっしゃいました。
国民に手を振り、笑顔をを見せながら前を歩く主役、エリザベス女王の一歩後ろを、後ろ手を組みながら歩かれるフィリップ殿下はまるでお父様のようでもありました。
生前、女王のお父様ジョージ6世から、娘を支えるようにと託された想いを引き継がれるように、公の場では女王のサポートに徹していらっしゃった殿下です。
ご自身のことよりも、主役は常に妻。その覚悟たるや……言葉もありません。
フィリップ殿下の存在を常に背中で感じ、その想いも覚悟も全て、誰より理解されていたのもエリザベス女王です。
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