4月9日、享年99歳で逝去されたフィリップ殿下。
その後喪に服しながらも、殿下を追悼すべくキャサリン妃ご夫妻がSNS上で公開されたのは、フィリップ殿下とお子様たちが一緒に写った、思い出に溢れる画像でした。
しかもそれらはキャサリン妃がプライベートで撮影されたもの。
その後17日に、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂にて葬儀が行われました。
コロナ禍による英国政府の規制により、出席者が30名のみといった異例の状況の中でも、フィリップ殿下が自らデザインされたランドローバーの霊柩車など、ご意思や希望に沿った殿下らしい旅立ちでした。
葬儀では、フィリップ殿下はもちろん、73年間連れ添った愛する夫を亡くした女王に対しても敬意を示す装いをされていたキャサリン妃。
今週は、思い出の家族写真やファッションを通して伺える、キャサリン妃とご一家の思いをお伝えします。
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2015年にキャサリン妃が撮影した、フィリップ殿下とジョージ王子
2015年に撮影された、フィリップ殿下とジョージ王子との2ショット画像。
フィリップ殿下が趣味を超えて愛していらしたキャリッジ(馬車)に2歳のジョージ王子を乗せていらっしゃる1枚です。
キャサリン妃とご一家がプライベートでこんな風に殿下と交流されていたことや、写真好きのキャサリン妃が撮影されたものであること、そしてジョージ王子の超キュートなお姿もたまりません。
この画像を選ばれた理由には、ウィリアム王子の祖父への想いとともに妻に対する感謝のお気持ちも込められていました。
「1世紀に及ぶ私の祖父の人生は、国や英連邦、妻、クイーン、そして私達家族への奉仕であったと言えるでしょう。私を導いてくれる良き例としてだけでなく、良き時も困難な時も成人した今まで永続的にいてくれた彼の存在をとても幸運に思っています。妻が長きにわたって祖父と理解しあってくれたことや、また祖父が彼女に見せてくれた優しさに感謝し続けるでしょう。
子供達が、ひいおじいちゃんが子供達を迎えに来てキャリッジに乗せてくれたことや、彼の冒険心や茶目っ気のあるユーモアのセンスにふれることが出来たことを、決して当たり前のことでなく、とてもスペシャルなことであると胸に刻むでしょう」。
女王&フィリップ殿下ご夫妻と7人のひ孫たち
こちらもキャサリン妃が、2018年にバルモラル城(スコットランド)で撮影された画像。
エリザベス女王&フィリップ殿下ご夫妻が、毎年夏休暇を過ごされていた場所で、孫やひ孫たちなども合流。一年の中でも数少ない家族交流の機会となります。
同年に誕生したルイ王子を女王が抱かれ、フィリップ殿下もひ孫たちを抱くように後ろ手を広げられ、勢揃いしたひ孫たちとの幸せな時間が感じられます。
完全なるプライベートなひとときで、キャサリン妃が撮影ということもあって、皆さんがリラックスされている表情が印象的です。
また、女王と同様にジョージ王子(5歳)にもタータンチェックのパンツを履かせていらっしゃるところも、キャサリン妃の気遣いですね。
では、17日に行われた、フィリップ殿下の葬儀でのキャサリン妃ファッションは、どのようなものだったでしょうか。
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