2005年、最高視聴率20%超えを記録し、一世を風靡したドラマ『ドラゴン桜』。その続編が、ついに今月25日からスタートします! このコラムを執筆するために、前作の『ドラゴン桜』を見返したのですが、山下智久さん・長澤まさみさん・新垣結衣さん・小池徹平さん・中尾明慶さん・紗栄子さん……登場する「東大クラス」の生徒たちが、現在も第一線で活躍しているスターばかりで驚きました。なかでも、長澤さんは、今作でも続投するということで。いつか、平成版『ドラゴン桜』の生徒たちの同窓会が見たい!と願わずにはいられません……。
そんな豪華な平成版に続き、令和の「東大専科」にも、次世代を担うことが期待されるキャストが勢揃い! 1000人を超えるオーディションを勝ち抜いたのは、King & Princeの髙橋海人さんや、平手友梨奈さん、加藤清史郎さんなど、すでに数々の作品に出演しているフレッシュスターたち。そのほかにも南沙良さん、鈴鹿央士さん、志田彩良さん、細田佳央太さんなど、後に振り返った時、平成版の東大クラスのように、「あの時の生徒役すごかったよね!」と言われるんだろうな……と、ワクワクする布陣が揃っています。
そもそも、『ドラゴン桜』のあらすじって?
ここで、前作の『ドラゴン桜』を観たことがない!という人に大まかなあらすじをお伝えしますね。このドラマは、倒産寸前・低偏差値の高校にやってきた弁護士・桜木建二(阿部寛)が、落ちこぼれの生徒たちを東大合格に導くべく、奮闘していくストーリーです。「1日16時間勉強法」をはじめ、卓球やトランプをしながらの計算など“桜木メソッド”と呼ばれる勉強法は、実際に実践していた学生も多かったそうです。
筆者はもう学生ではないのですが、東大クラスの学生たちの姿を見て、「勉強したい!」とやる気が出てきて、英語の参考書を購入。学生時代は、「もう勉強したくない!」なんて思っていたのに、不思議ですよね。
今作の日曜劇場『ドラゴン桜』も、テストや受験勉強に追われている学生はもちろん、もう勉強しなくてもいい大人にも、オススメなドラマです。きっと、何かを学び始めたくなるはずですよ!
型破りな教育が令和の学生に通じるのか?
ギャルやヤンキーが多かった平成版のキャストと比べると顕著なのが、令和版の生徒たちの真面目さ。全員黒髪で制服を着崩すこともしていない。いかにも素直に教師の言うことを聞きそうな学生たちです。けれど、ただ真面目なわけではなさそう。きっと、令和のいまだからこそ生まれるSNS世代特有の悩みを抱えているのでしょう。
そう考えると、ある意味裏表がなかった平成版の生徒に比べ、令和の学生たちは、本心を読み取るのが難しくなっているのかもしれません。桜木の名言でもある「バカとブスこそ東大に行け!」という言葉だって、SNSが発展したいまなら、学生がすぐに呟き、炎上してしまうかもしれない。
令和の学生たちに、桜木の型破りな教育は通用するのでしょうか。大学受験も大きな転換期を迎えたいま、桜木建二が新たな教師像を打ち立ててくれることに期待したいです。
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