40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしてても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピから始まった、お料理連載。ゆる〜っと簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理が揃っています。

 

 

 


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>

いちごの旬である春になると、「今年も作らなくては〜!」と思うのがこの、いちごとフェタチーズをのせた葉野菜に、バルサミコ酢ベースのドレッシングを合わせたサラダです。バルサミコ酢のまろやかなコクと、いちごの爽やかな甘さはとても相性がよく、お客さまにお出ししても、毎回「美味しい!」と言ってもらえる、嬉しい一品でもあります。

フェタチーズは、日本にいた時こそ「はて?どんなチーズ?」と言う感じでしたが、フランスでは普通のスーパーにも売っているメジャーなもので、すっかり我が家でもお馴染みのチーズとなりました。ほんのり酸味と塩気があり、淡白な味で他の素材とも合わせやすいのです(サラダはもちろん、パスタやグラタンのトッピングなどにも)。ただ、日本ではまだそこまで入手しやすくないのかも?とも思うので、手に入らない場合はフェタに似たカッテージチーズで代用したり、リコッタやモッツアレラチーズを使ってもOKです。ちなみにフェタチーズは塩分が強いものもあるので、ちょっと食べてみて「塩辛い!」と思った場合は、10〜15分ほど水に浸して、塩抜きしてから使うといいと思います。ただ、もともとの塩気を味わうべく味つけに塩を入れていないので、塩の抜きすぎには注意を!

ドレッシングにはマスタードを入れましたが、ない場合は省いてもOK。でもすりおろし玉ねぎは味のアクセントになるので、ちょっとすりおろすのが面倒ですが、ぜひ入れるのがおすすめです。

いちごとフェタチーズのバルサミコサラダ


 材料(2人分)

・いちご 6〜8個
・ベビーリーフ 30g
・フェタチーズ 30g

ドレッシング
・すりおろし玉ねぎ 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1と1/2
・はちみつ 小さじ1と1/2
・バルサミコ酢 小さじ1と1/2
・フレンチマスタード 小さじ1/4
・胡椒 少々

 作り方  

1 いちごはヘタを落とし、縦半分または4等分にカットする。

 

2 フェタチーズは、粗めに砕く。

3 ドレッシングの材料を全て小瓶の中に入れ、蓋をしっかり閉めたらよく振って乳化させる。

 

4 ベビーリーフと1のいちごを混ぜ合わせて器に盛り、上から2のフェタチーズを散らし、3のドレッシングを全体にかける。



「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
ではまた来週土曜日に、お会いしましょう〜!


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>

前回記事「【イギリス旅気分レシピ】ブロッコリーとブルーチーズのポタージュ」はこちら>>