タイプ2:「婚活よりも、“自然な出会い”がいい」という理想を抱いている


社内恋愛、仲間との飲み会、習い事など、“自然な出会い”がいいと思っている人は、多くいます。ただ、よほど“独身の男女が集まるような場”でなければ、「既婚者やパートナーがいる人、恋愛対象外の年齢層の人ばかり」ということも少なくありません。
逆に、行動範囲が狭くて、普段は、職場と家の往復ばかりしているような人は、出会うとしたら、宅配か出前のお兄さんくらいしかいないでしょう。

 

「自然な出会いがいい」という人は、もともと“恋を追い求めるタイプ”ではなく、また、パートナーを選ぶときは、単なる見た目だけでなく、「相手の性格まで見て、好きになりたい」と思っている人は多いもの。ただ、現実問題、大人になってそういう出会いの場は何かというと、職場くらいになってしまうことも……。
さらに言うと、社内恋愛は、意外とリスクが高く、別れてしまったときには働きにくくなってしまうこともありますし、逆に結婚した場合は、どちらかが異動になったり、会社を辞めなくてはいけなくなったりするケースもあるので、仕事を大切にしている女性にとっては、必ずしも「出会うのにいい環境」とは言えないところがあるのです。

だから現代において、「“自然の出会い”によってゴールインする」というのは、思いのほか難しいことかもしれません。“自然の出会い”で結婚したければ、学生時代に、すでにパートナーを見つけておいたほうがいいくらいです。
特に30歳以上になったら、同世代の人たちは結婚している人が増えてくるので、ますます“結婚の対象となるような相手”とは出会いにくくなるもの。
つまり、年齢が高くなればなるほど、「“自然の出会い”でも、結婚相手を見つられるはず!」と信じるのは、「広い砂浜のどこかに落としてしまった指輪を見つけることができる!」というのと同じくらい難易度の高いことなのです。もちろん、偶然、指輪があるところを踏むことで、見つけることはあるかもしれませんが(笑)。

“自然の出会い”を求めている人は、「運命の出会い」を信じている人もいます。そういう人が、知っておいたほうがいいことがあります。
それは、「たとえ婚活によって出会ったのだとしても、実は、ものすごい確率で相手と出会っている」ということです。
お互いに恋人がいなくて、「婚活をやってみよう」と思ったタイミングが偶然にも一致し、しかも利用したサービスが同じだったから、出会えたのでしょうしね。
それは、ある意味、“自然なご縁”による出会いとも言えるのです。意図して、「この人と出会おう」と思ったわけではないですしね。そういう“自然”も、悪くはないと思いませんか?

さらに言えば、婚活サービスを利用している人が、みんな結婚できるというわけではありません。やはり“人知を超えたご縁”がないと、結婚には至らないことが多いので、結婚サービスを使って結婚したとしても、「運命の出会い」だと言えなくはないのです。

●「婚活よりも、“自然な出会い”がいい」という理想を抱いている女性に効く言葉「現代において、“自然な出会い”の難易度は高い。そして、たとえ婚活サービスを使ったとしても、すごい確率で出会えた人であり、“運命の人”だと言えますよ」

次に紹介するのは、「35歳以上で、特別な理由があるわけではないけど独身でいる女性」の多くが当てはまるタイプです。次のページで紹介します。