4人組レゲエグループ・湘南乃風のメンバーとして活躍しているSHOCK EYEさん。あるとき占い師のゲッターズ飯田さんに、その運気の強さから「歩くパワースポット」と呼ばれたことで、強運の持ち主としても知られるように。SHOCK EYEさんの写真をスマホの待ち受け画面にする人が続出しました。この出来事をきっかけに、運につながっていると思われる言動を振り返り2冊の本にまとめたところ、ベストセラーに! そしてこのたび、運気をアップさせたい人に向けて、生き方のヒントを伝える1冊『SHOCK EYEの強運思考』(ダイヤモンド社)を出版。その一部を抜粋してお届けいたします。
強運の持ち主とはどのような人か?
SHOCK EYEさんが“運がいい”と言われるのは、決してたまたまではありません。そこには、運を呼び込む思考、行動が大きく関係しているようです。
「キツいこと、ツラいことに出合うたびに、僕は考えに考え、自分らしく行動し、全力で前に進んできた。考え抜いて動き続けた結果、ことあるごとに僕の人生は好転していった。
ただ単に『運がよかったからやってこられたんだろう』と思う人もいるかもしれないけど、僕がみんなから『歩くパワースポット』だと信じてもらえているのは、成功を引き寄せる『強運思考』があるからなのかもしれない。だとしたら、僕の生き方や思考パターンは、運気をアップさせたいと思っている人にとっての生き方のヒントになるはずだ。
それがこの本をみんなに届けようと思った理由だ。」
ではSHOCK EYEさんは、強運の持ち主とはどのような人だと考えているのでしょう? それは、「夢をかなえ続ける人」と語っています。
「夢がかなったときに『運がよかった!』って感じる人もいると思う。
でも、どんな大きな夢がかなったからといって、それが人生のゴールになるとは限らない。運を引き寄せる生き方をしている人だったら、さらに前に進んでいくものだ。
夢って一回きりで終わりじゃない。夢をかなえたら、また次の夢に向かって突き進んで、何度も何度も夢をかなえ続けたい。それでいい。
大きな夢をひとつかなえたからって、強運とは言えないと思う。『夢をかなえられる人』と『運が強い人』はまったく違うものだ。宝くじで何億円ゲットしたとか、株式投資で一発当てたとか、そんな一回限りの偶然も違う。
僕ら湘南乃風がデビューできたことや、オリコンで1位になれたことは、運よく夢がかなったと言えるかもしれない。だけど、それで夢は終わりじゃないし、その程度では強運だったということにはならない。
大きい、小さいにかかわらず、一回限りでなく死ぬまで夢をかなえ続けて、自分自身が幸せを感じる人生を送る。その結果、世の中に貢献し、人に幸せを与える存在になる。僕が考える『強運の持ち主』はそういう人たちだ。」
「運がない」と考える人の思考グセとは?
反対に「自分は運がない」と考えている人は、「起こった出来事を悲観的にとらえ過ぎている場合が多い」と指摘しています。物事のとらえ方で、その後の行動は180度変わってくるだけに、自分に起きたことを「幸運だった」と思うことはとても大事です。
「目の前の出来事をポジティブに変換できれば、幸運を引き寄せられる。
運をよくする思考が苦手なせいで、不運と感じてふさぎ込むのはもったいない。
まずは『自分は運がいい』と思うようにして、ネガティブの連鎖を断ち切る! それが運気を上昇させていく第一歩になる。
そして物事がうまく転がり出したときほど、興奮し過ぎないように気を付ける。
湘南乃風のメンバーとは、デビューした頃に『調子に乗るのはダサい』って話をよくしていた。好調なときほど謙虚でいることが大切だ。その気持ちはずっと変わらない。
イヤなことがあったときは『大丈夫、大丈夫』と心の中で繰り返して、落ち着きを取り戻す。そして目の前のネガティブな事柄を、ポジティブに変換していく。
そうやってバランスを取りながら、思考や精神状態を安定させられれば、心の揺らぎが消える。あとは自分の望む方向に進んでいくだけだ。
(中略)
『人生なんて思い通りにならないのが当たり前。
思い通りにならないからこそ人生は楽しい!』
僕はそんなふうに考えている。
そう思えた瞬間に人生は変わり始める。
ツラいことがあっても不運だなんて思う必要はない。違う角度からとらえて『自分は運がいい』と思うようにすればいい。
こういう考え方で生きているから、運が味方してくれるのだろう。」
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