こんばんは。編集・川端です。「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」第59夜をお届けします。

今夜は、「駐在妻として2人の娘を育てながらアメリカ暮らしを10年」というペンネーム・アメリカのミキさんのお便りをご紹介します。「日本語の文章の素晴らしさを感じられる本を教えて」というリクエストにお答えしたいと思います。

私じつは、文芸翻訳家を目指してちょっとだけ勉強していたことがあるんです。
道半ばどころかスタートラインに立つ前の準備運動くらいで挫折してしまったのですが……。
それ以来、翻訳ものを読んで、すごい表現に出会うと「英語ではこれはなんて書いてあったんだろう」と思いを馳せるようになりました。もとが違う言語で書かれているからこそ、日本語の表現の繊細さや情緒豊かさに気付かされることがあります。

今日は、憧れの翻訳家・鴻巣友季子の2冊をご紹介しながら、読書ってなんだろう、本の感想ってなんだろう……とあらためて考察します。

 


<今夜の勝手に貸出カード>


こちらもおすすめ

カーヴの隅の本棚』鴻巣友季子

<今夜のトピックス>
・「反感」を避けるようになりすぎた社会で
・小学生が翻訳に挑戦したら
・能動的な読書、受動的な読書
・読書感想文の弊害


【第59夜】「読書感想文」の弊害。共感も教訓も得なくてもいいのに
 


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<次回>
6月2日(水)22時配信予定

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撮影/塚田亮平

 

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