「ママゴト婚のその後」を世間は知りたかったのだと思います


何事においても賛否両論のコメントが寄せられ(しかも”否”がほとんどで)、世間の風当たりが厳しい状況は変わらないながらも、辻さんのブログには多くのフォロワーがついていきました。その理由を辻さん自身は、「若くしての結婚・妊娠が大きく報道されたからではないか」と分析します。

 


「きっと『ママゴト婚のその後』が気になったのではないかと思います。私たち夫婦にしても、『あんなに若くして結婚して子どもを持って、この二人はどんな育児をするんだろう?』という、ある意味、テストされているような視線を常に感じていました。

負けず嫌いな性格がブログを続けてきた要因のひとつですが、それ以上に大きかったのが『アンチの方々以上に、私のブログを楽しみに待っていてくれる方々がいる』ということです。『いつも見ています』『育児の参考にしています』というコメントがある限り、私がかつて救われたように、頑張って発信を続けていこうと思えたのです。

そして、顔の見えない人のコメントより自分自身のリアルな日常の幸せにフォーカスしよう、と考えを切り替えることで、それらに左右されることもなくなりました」

“ママゴト婚“から15年。辻希美さんが今思うこと「世間の風向きが変わったのは...」_img0
母の日のお祝い写真。子どもたち手作りのボードやカードでお祝い。誕生日やクリスマス、ハロウィーンなどイベントを大事にするのも杉浦家のお約束。