“ママゴト婚“から15年。辻希美さんが今思うこと「世間の風向きが変わったのは...」

結婚10年目。三男の妊娠を公表して届いた温かな祝福
 

３人目までは妊娠を発表するたびにネガティブなコメントが寄せられていたため、４人目の妊娠を公表するのは少し怖かったという辻さん。けれどもこの頃から、世間の風当たりが大きく変わっていったそう。

「勇気を振り絞って発表したところ、温かなコメントがたくさん寄せられたのです。ものすごく嬉しかった一方で、これまで経験したことのない”おめでとう感”に「『なんだ、この空気感は!?』とちょっと戸惑ってしまいました（笑）。それでも『ここまでくるのに10年以上かかったね』『祝福されるのって、嬉しいしありがたいね』と、旦那さんやマネージャーさんとしみじみ語り合いました。

４人目ともなると、実は家事も育児も以前より適当になりつつあり、１人目の育児のときのほうが完璧にやらなくちゃ、と頑張っていたのになあと思ったりもします。同じカップラーメンを食べていても、以前は『カップラーメンを食べるなんて！』だったコメントが、『親近感がわきます』と言われるようになりました（笑）。

『ここまで頑張ってきて、本当によかったね』と、旦那さんとよく話しています。二人の関係が深まったのも、あの辛かった時期を一緒に乗り越えてきたおかげ。若いときに結婚した私たちにとって、育児はとても大きな問題でした。どちらかだけが頑張っていたら絶対無理だったと思います。

旦那さんは結婚当初よりずっと柔らかくなりましたね。話し方や顔つき、雰囲気など、すべてが優しくなったと思います。体つきはだいぶマッチョになりましたけど（笑）」