102キャサリン妃と米国ファーストレディ、G7サミットでのファッションの共通点とは？

④ 花柄のワンピース
ドラマチックカラーが上級者なジル・バイデン夫人

最初のピンクのジャケットの裏地にも、実は花柄生地が張られていたように、無地以外にも、花柄のお洋服もよくお召しになるジル夫人。

ネイビーをベースに、ビビッドなマルチカラーの花柄が印象的な、ソフトコンシャスのワンピース。アシメトリーに施されたサイドのデザインにモード感が感じられるこちらは、オスカー・デ・ラ・レンタのもの。強い意思のある女性にこそ似合うデザインですね。

靴はフラットシューズを合わされ、全身完璧にキメるのではなく、力の抜きどころを心得たファッションもさすが。そして好感度スタイルのポイントでしょう。
 

キャサリン妃は、ガーリー＆若々しさのあるカラー＆シルエット

英国プリンセスとして、花柄はキャサリン妃の定番です。
清潔感漂う白に、裾部分にマルチカラーのフラワープリンとが彩られた、フィット＆フレアーのガーリーなテイストのドレスは、サマードレスの代表的デザイン。

ベースの色が異なることで、印象こそ大きく異なっていますが、ディテールは、実はジル夫人のワンピースと似ていて、それぞれの好みが似ていることもわかります。

国を代表する存在として、お二人のスタイルで共通しているのは、鮮やかなカラー、コンサバティブでシンプルなデザイン。そして女性らしいシルエット。
これらを軸に、上品できちんと感のあるエレガントなスタイルを心がけていらっしゃいます。
 

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