環境に優しい食器洗い洗剤で海を綺麗に


04_化学物質の入っていない食器洗い洗剤で水質汚染を防ぐ

パッケージもオシャレな618ホタテパウダー。熱い志を持った1人の女性によって開発されました。

食器洗いスポンジの使用は、海を漂うマイクロプラスチックにつながると言いましたが、食器洗い用洗剤もまた海を汚染することにつながります。日常的に使用する洗剤は、ぜひ植物性や鉱物性原材料のみを使用した製品に切り替えてみてください。有名どころでは、世界約42か国で愛用されているドイツのオーガニック洗浄剤のパイオニア「sonett」、誕生の地ニュージーランドで圧倒的なシェアを誇る「ecostore」などがあります。店頭での量り売りを導入し、ごみになる容器を削減しようという試みも行われているので、購入する際は容器持参で行ってみて。

他にも、放射線試験をクリアした国産ホタテの貝殻を3年以上天日干しし、高温で焼き上げた「618ホタテパウダー」もオススメ。重曹やセスキ炭酸ソーダより強力な洗浄・除菌・消臭・抗菌作用があるにも関わらず、食べても無害という安心の洗剤なので、野菜を洗う際に使うと効果てきめん。ホタテ水に野菜を浸けておくだけで、農薬が浮き出てきます。そのほか、あらゆる洗剤の代用品になるので、何種類もの洗剤を揃える必要がなくなります。

 

臭いの気になる生ごみが野菜づくりに? コンポストで叶える快適な暮らし

1日あたり300〜400gの生ごみを約2カ月間投入し、その後2〜3週間で栄養価の高い堆肥になるLFCコンポスト。生ごみは袋に入れたまま一連の作業が可能で、熟成した堆肥は鉢やプランター、畑などで使えます。


05_コンポストでごみ処理に使う余分なCO2を削減


コロナ禍でお家時間が増えたことで家庭菜園やガーデニングをする人が増えましたが、それと同時に注目を集めたのがコンポストです。生ごみを有機肥料に替える昔からある仕組みですが、スタイリッシュなトートバッグ型の「LFCコンポスト」が発売されたことで、マンション暮らしでも気軽にできると使い始める人が増えました。最近はコンポストの購入に補助金を出す自治体も増えているので、生ごみの臭いが気になり始めるこのタイミングで試しに一度導入してみるのも良いかもしれません。生ごみのうち、水分が占める割合は80~90%。ごみとして捨てると焼却の際に余計な二酸化炭素が出てしまいます。ほんの小さなことかもしれませんが、できることからCO2削減を。