夏のごはん作りをラクにする「料理のやり過ごし方」【鶏胸肉のほっとくレシピ付き】_img0
 

ちゃんとしたものを食べさせたい! 今日の献立何にしよう? 疲れているのに作るの嫌だなぁ~。などなど毎日のごはん作りは大変です。そんな風に思っているのは私だけじゃない! みんなで思いを分かち合い、料理をやり過ごしていこう! とTwitterでつぶやく、ぶたやまかあさん。名もなきレシピも立派な料理、お得にしばられない、インスタントだしを堂々と使う、食べたいものを作れるのが作る人の特権……やり過ごすための、気持ちは私もわかる! そのアイデアやってみたいと評判です。夏に向けて心の支えと『ぶたやまかあさんのやり過ごしごはん』から日々のやり過ごしアイデアをレシピとともに紹介します。
 

夏のやり過ごし方


夏が来ますね。暑いのは大嫌いだけど、夏野菜は好きなんです。

トマト、ピーマン、茄子、ズッキーニ、ゴーヤ……宝石みたいにぴかぴかに光って、水をぴんぴんはじく元気な野菜たち、大好き!

見た目が良いのももちろんですが、何よりありがたいのは、「日持ちする」ものが結構あること。もちろん例外もありますけどね。枝豆やトウモロコシ、アスパラなんかは急いで火を通してやらないといけない。でも、常に手に入りやすいピーマン・茄子・ズッキーニの3つは、暑い中でも、早めに茹でなきゃと焦らなくてもよく、葉物のようにしなしなになってしまうのを恐れなくても大丈夫。しばらく冷蔵庫でお休み頂いていても、バリっとしたまま、水気を損なわないでいてくださるのには、頭が下がる思いです。

油との相性がいいのも素敵です。油で揚げて、水、白だし、刻み生姜で作ったタレにドボン。それで終わりです。グリルで焼き野菜にするのもいいですよね。アルミ箔の上に切って並べて塩と油を振りかけ、魚焼きグリルで焼くだけ。

元気な夏野菜が冷蔵庫で待っていてくれる、それを思うと仕事からの帰り道も心安らかでいられます。「夏野菜を心の支えにする」、これが私の夏のやり過ごし方法の一つです。

 


オーブンが勝手に作ってくれる!


「オーブンはあるけど、使いこなせていないの」という話をしてくれたお友達がいます。電子レンジはよく使うけど、オーブン機能はよく分からなくて、普段の料理には使うことはないのだそうです。私に言わせると、それはとてももったいないこと。だって、オーブンは、最初から最後まで放っておける調理器具ではないですか。

コンロで調理をする時は、フライパンで炒めるにせよ鍋で煮るにせよ、じっと見張っている必要はないけれど、火のそばから離れることはタブーです。でも、オーブンならそれが可能。たとえ長時間の料理であろうと、洗濯や掃除をしている間に勝手に調理をしてくれる便利な調理器具、それがオーブンなのです。

「どう使ったらいいか分からない」ならば、まずは試してみればよろしい。野菜や肉をただ焼くことから始めて、自分のオーブンの癖をつかんでいきましょう。例えば「180度30分」で肉やいもがしっかり焼けるかどうか、とかね。

 
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