大学生になって花見だ、新歓だ、合コンだ!と積極的に参加したい


本作では、10年前は不良のキヨマサに奴隷のように扱われるのが嫌で逃げ出し、その後もフリーター生活を続け、人生を逃げ続けてばかりだったということに気づくタケミチが、タイムリープをきっかけに自分の人生を取り戻すべく、運命に立ち向かっていきます。間宮さんがもしタイムリープできたとしたら?

「大学に行ってみたかったですね。たぶん1回やり直せるだけなら行かないけど、2回やり直せるなら2回目は大学に行きます。僕はバンドマンとか、高校や大学生活からはみ出したような人間ばかりとつるんできたので、2回目は自分が仲良くならなさそうなタイプの人間と積極的に馴染みに行って、一番派手なサークルに入って、花見だ、新歓だ、と全イベントに参加して、女子大生と合コンもしてみたいかも」

 


悔やむことはあまりない。
いつでももう一度やり直せばいい

(間宮さん着用アイテム) ジャケット¥62000、シャツ¥18000/全てRABD(RAIVE)  パンツ¥53900/APOCRYPHA.(Sakas PR)  シューズ/スタイリスト私物


タケミチのようにタイムリープして人生をやり直したいと思う人もいるかもしれませんが、間宮さんは「決断をした時点で後悔してもしょうがないし、後悔するならもう一度やればいい」と話します。

「ああすればよかったと言い訳はいくらでもできますけど、できないことなんてそんなにないですから。俺が今からプロ野球選手を目指すのは無理な話だけど、めちゃくちゃトレーニングをしてトライアウトを受けたり、社会人野球をやったりすることならできるかもしれない。プロ野球選手になれなくても、そこに向かうことはできるわけです。過ぎたことを後悔したところでもう終わったこと。カーナビを見ながら車の運転をしていて右に曲がりそこねた時に、そのまま真っすぐ行くのも、少し先でUターンするのも、別のルートで目的地を目指すのも、好きにしたらいいと思う。だから俺は悔やむことはあまりないですね」

本作は不良高校生たちの青春熱血ストーリーではありますが、性別や年齢関係なく、楽しんでもらえる作品という間宮さん。

「ヤンキーだろうとなかろうと、『あいつに負けたくない』『ここは譲れない』という気持ちは誰にでもあると思います。タケミチがタイムリープをしていろんなことを変えていこうという必死な姿を見せていますが、現実ではタイムリープができなくても、全身全霊で生きることも、いつだってリベンジすることもできるんじゃないかと思うんです。原作では、映画の後のストーリー展開でキサキがたくさん出てくるんで、続編がないと困ります。ぜひ観てください!」
 

 

間宮祥太朗 Shotaro Mamiya
1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。TVドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」(08)で俳優デビュー。映画、ドラマ、舞台、CMなど多彩なジャンルで活躍し、2017年『全員死刑』(監督:小林勇貴)で映画初主演、18年にはNHK 連続テレビ小説「半分、青い。」に出演し、全国的な人気を博す。映画出演作に『ライチ☆光クラブ』(16/監督:内藤瑛亮)、『帝一の國』(17/監督:永井聡)、『不能犯』(18/監督:白石晃士)、『翔んで埼玉』(19/監督:武内英樹)、『ホットギミック ガールミーツボーイ』(19/監督:山戸結希)、『殺さない彼と死なない彼女』(19/監督:小林啓一)、『Red』(20/監督:三島由紀子)など話題作に出演。

<映画紹介>
『東京リベンジャーズ』
2021年7月9日全国公開


ヤンキー&タイムリープの超人気コミック「東京卍リベンジャーズ」が待望の実写映画化!
主人公・タケミチを演じるのは、北村匠海。タケミチの人生を狂わせた不良=キヨマサこと清水将貴には鈴木伸之。タケミチの親友・アッくんこと千堂敦には磯村勇斗。東京卍會(トーマン)の無敵の総長マイキーこと佐野万次郎に吉沢亮、“トーマン”副総長のドラケンこと龍宮寺堅には、山田裕貴。“トーマン”と敵対する“愛美愛主”(メビウス)の幹部、キサキこと稀咲鉄太には間宮祥太朗。“メビウス”に所属する謎の男=ハンマこと半間修二に清水尋也
紅一点のヒロイン=ヒナタには今田美桜、その弟で刑事の橘直人に杉野遥亮
今をときめく人気俳優が集結! 最旬にして最強のリベンジャーズ達が、この夏スクリーンを熱く駆け抜ける!

映画『東京リベンジャーズ』より©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

<ストーリー>
負け犬フリーター=タケミチの元恋人ヒナタが殺された。
事件を知った翌日、タケミチは駅のホームから転落、目覚めた先はなんと10年前――負け犬人生を歩むきっかけとなった最悪の高校時代にタイムリープしてしまった。
もう一度繰り返される、あの頃。
最悪の過去でようやく見つけたヒナタを救う唯一の方法は、ヤクザも恐れる危険な組織“東京卍會”を消滅させること。
熱い仲間たちとの出会いの中で、ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは弱虫だった“過去”の人生にリベンジし、“今”を変えられるのか?

映画『東京リベンジャーズ』
公開日:2021年7月9日(金)
原作:和久井健「東京卍リベンジャーズ」(講談社「週刊少年マガジン」連載中)
出演:北村匠海 山田裕貴 杉野遥亮 今田美桜 鈴木伸之 眞栄田郷敦 清水尋也 磯村勇斗/間宮祥太朗/吉沢亮
監督:英勉
主題歌:SUPER BEAVER「名前を呼ぶよ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

https://wwws.warnerbros.co.jp/tokyo-revengersjp/


〈衣装お問い合わせ先〉
RAIVE   tel. 03-6805-1506
Sakas PR   tel. 03-6447-2762


撮影/Junko Yokoyama( Lorimer management+)
ヘアメイク/三宅茜
スタイリスト/津野真吾(impiger)
取材・文/吉川明子
構成/川端里恵(編集部)
 
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