1)Bみたいに〜じゃないから、Aはいい

 

「日本のアイドルみたいに〜しないところが、Aは格好いいよね」

似たものと比較して優ってる点を上げる褒め方は、ファン同士が集まったオタ活の際に喋るのはいいと思うんです。お好きなだけ! 朝まで語り明かして! でもWEB上に書くのは、リスクのほうが大きすぎる。他のグループのファンを敵に回さなくても良いし、嫌な気分にさせる必要もありません。ファン間の対立を生むことは、おそらくAの望むところではないでしょう。

自分を守るため、応援したいAを守るためにも「自分の好きなものを伝えるのに、他人の好きなものをディスらない」これがネットレビューの第一原則です。

 


2)私なんか〜なのに、Aはすごい

 

「私なんか四大出てて英語もできないのに、Aは6ヶ国語でファンサしててすごい」

これもいろんな意味でアブナイ構文です。学歴や出身、属性、容姿などに対する無意識の差別意識が出やすい褒め方です。

何かを褒めたいときに、自分なんか〜とまず自分を下げる書き方は、私もついやってしまいます。私なんか「子供もいなくて」「運動もしてなくて」「田舎の出身で」「太ってるから」「チビだから」などなど……自分としては面白おかしく自虐的に言ったつもりが、同じ属性の人を一緒くたにまとめてけなしてしまう危険性を自覚しなくてはいけません。

自分を下げなくても、Aの凄さは十分に伝えられますから、自虐的な前振りはサクッとカットしてしまいましょう!

最後は、ちょっと高度な褒め方に見える

3)〜は嫌いだったけど、Aはいい

はなぜダメかです。