

シミやニキビ跡、シワ、ほうれい線などエイジングサインが気になりますよね。「ファンデーションだけではカバーしきれなくなったので、コンシーラーの使い方を教えて」と店頭にいらっしゃるお客さまも多くいらっしゃいます。隠すことばかりにとらわれていると、厚塗りになりがち。そこで、コンシーラーやパウダーを少しの量で「目立たなくさせる」方法はもちろん、化粧崩れのしないメイクのお直し法もお教えします。
■シミやニキビ跡はスティックコンシーラーを
シミの範囲や濃さによって使い方を変えると少しの量でしっかりとカバーすることができます。使用するのは2000年に発売されてからロングセラーアイテムに成長した「ブライトアップファンデーション」です。こちらのコンシーラーは、ファンデーションを使用したあとに使います。
<広い部位をカバーしたい場合>

<ピンポイントのシミをカバーしたい場合>

広範囲でもピンポイント塗りでもポイントは指でトントンとなじませること。このコンシーラーはテクスチャーが固いのですが、指でタッピングするとコンシーラーが温まりオイル成分がゆるくなる特長を持っています。肌に塗るとピタッとくっつき、オイルが皮膚の動きに合わせて密着(固定)するので、ヨレないし、仕上がりも長時間キープできますよ。

■シワやほうれい線を目立たなくさせる方法
コンシーラーを使って小ジワをカバーすることは可能ですが、ほうれい線など深く刻まれたラインについてはカバーしきれません。そのときはハイライトを使ったケア法をご提案しています。 ブラシに適量のお粉を含ませて、ほうれい線のラインの外側を塗りましょう。ほうれい線の外側に光をつくることで影(ライン)を目立たなくさせるという発想の転換です。ほうれい線のほかに小鼻のわき、鼻の下にもパウダーを塗ると効果がありますよ。

■化粧崩れを防ぐワンポイントアドバイス
化粧崩れの原因は、土台となるファンデーションが崩れてしまっているから。ファンデーションを塗り終えたあとにひと手間加えると、化粧持ちが長続きします。
ファンデーションを塗り終えたスポンジの逆の面をつかって、顔全体をポンポンと軽く押さえてください。余分な油分がスポンジに吸収されてファンデーションの密度を高めてくれます。
リキッドファンデーションを手で塗っている方は、つけすぎや塗り方にムラがあると崩れやすくなるため、こちらもスポンジを使って均一に整えることをおすすめします。
- 坂井裕子さん/カバーマーク フィールドマネージャー有名百貨店での経験をもとに、カバーマーク16年目の現在はエリアマネージャーとして活躍。確かなメイクアップスキルでお客さまからの信頼も厚い。 この人の回答一覧を見る
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