そんなふたりのツーショットを見ていて気づいたのが、ベンといるときのジェニファーの表情が「女の子」になっていること。マークといるときは、ラテンの大物スターとの結婚に打算が垣間見えたし、アレックスといるときは、スター同士のゴージャスな完璧カップルを演じているようなところがあった気がします。だけど、ベンと過ごしているときのジェニファーは、肩の力が抜けていて、すごく自然な感じ。少女のようにリラックスしきっているなあ、と。

写真:Backgrid/アフロ

この感じ、どこかで見たなあと思ったら、ケイト・モスがピート・ドハーティと付き合っていたときの様子と似ているんですよね。ケイトもいろんな男性と交際してきたけれど、ピートといるときは、完全に「女の子」の表情になっていた。あれってたぶん、どストライクの外見の男性と付き合っているときに起こる現象じゃないか。と、勝手に妄想しています(笑)。

 

そしてジェニファーの場合、相手が元彼ということもあって、安心して最初から自分をさらけ出せるというのも大きな要因のひとつなのではないでしょうか。アラフィフになってから、新しい相手と一からお互いのことを知り合って絆を作るのって、体力も根気も要ること。だけど元彼だったら、そんなめんどくさい手順を踏まずとも、お互いのことをよく知っていますもんね。それを考えると、やっぱりアラフィフになってからの復縁はアリ、なのかも。

対するベンも、今まではラフなスタイルが多かったけれど、ジェニファーとのデートでは毎回きれいめな服を選んでいて、ジェニファーの好みに寄せている感が。そんなところからもジェニファーのことが可愛くて仕方ないんだなあ、というのが伝わってきて、微笑ましいです。

写真:Backgrid/アフロ

前回の交際ではイチャイチャが過ぎて、「元祖バカップル」と呼ばれていたベンとジェニファー。今回も、一緒にいるときは常に手繋ぎかハグをして、一秒たりとも離れていたくない感がダダ漏れ。

ただ、このふたりを見ていると、結婚や離婚を経験して子どもを持っても、恋愛体質が変わらない人っているんだということがよくわかりますよね。だから、ゴールディ・ホーンとカート・ラッセルのように、籍は入れずに事実婚カップルとして、恋人として一緒にいることを選択した方が長続きできる関係なんじゃ……と、お節介なことを思うのでした。


前回記事「元スーパーモデルでさえ避けられない「50過ぎたら透明人間」現象とは?」はこちら>>

 
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