そろそろクリスマスの飾りつけをする時期ですね。欧米では、クリスマスの約4週間前からしつらえて、この時期をアドヴェント(降臨節)と呼び、クリスマスを心待ちにします。もともと、最も夜の長い冬至に近いクリスマスは、暗く辛い冬を乗り切るための知恵でもあったとか。そういった背景を知るのも楽しいものです。私は毎年、簡単なクリスマスリースを手作りして飾ることにしています。この時期になると、花屋に材料が並ぶので、作りたくなってしまうのです。リースになった枝をベースに、赤い実のサンキライなどのほか、松ぼっくりやシナモンスティック、ベランダのユーカリ、麻紐など、手近にあるものを使うのが私流。クリスマスも季節を愛でる形のひとつですから。