一方、着回しされたのが、こちらの2つです。

着回しアイテム ① 
ネイビーのワイドパンツ

2020年11月1日。ジャケット/スマイス ブラウス/Lisou

昨年初めてお披露目されたこのパンツを今回も着回しされました。
ブランドなど詳細は不明ですが、とにかく進化したキャサリン妃のパンツスタイルの主と言えるのが、ワイドパンツ。
と言っても、あくまでもトラッドテイストのキレイめなタイプ。無駄なゆとりのないストレートに近いシルエットで、素材も落ち感があり、ボディに沿って女性らしさもあるもの。

去年はジャケット、パンツともにネイビーでセットアップのようにお召しになっていますが、今回は配色でイメージをチェンジ。リラックス感もありつつ、こなれたスタイルに見えますね。

 


着回しアイテム ② 
パフスリーブのブラウス

キャサリン妃が「この秋買った服」と「数年前から着回している服」_img0
2016年5月16日、ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークにて。メンタルヘルスのキャンペーンのローンチ。 ブラウス/ゴート スカート/バナナ・リパブリック 靴/ルパート・サンダーソン 写真:Shutterstock/アフロ

見えにくいですが、最新コーデでジャケットの中に着用されているのが、このブラウス。
コートやワンピースなど幅広いアイテムを着用されているゴートのもので、2016年に初お披露目されて以来、久々の登場です。

ラウンドネックに、パフショルダー&パフスリーブが今のトレンドにもぴったりなこちら。シルエットがスリムフィットなので、一枚でもサマになる上、インナーとしてもスッキリ使いやすい一枚です。

季節が夏のこの時は、一枚でスカートと合わされ、秋以降はジャケットやコートのインナーとして使えるのも、シルクという素材ゆえ。
そしてトレンドに関係なく、フェミニンでロイヤルらしいデザインを選ばれていることで、5年後にも全く違和感なく着用されています。現にブランドでは、現在でも販売中です。これもキャサリン妃効果でしょう。 

最近の英国の日中気温は、日本の最低気温と同じくらい。少し早く秋が進む英国でのキャサリン妃ファッションは、これから私たちが着るであろうスタイルとして、ちょうど参考になるのではないでしょうか。
公務が再開され、登場も増えること間違いなし。待ちに待ったキャサリン妃のファッションをお楽しみに。
 

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)


前回記事「キャサリン妃がZARAのジャケットを選ぶ理由。今年だけで3着購入!」はこちら>>

 
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