お元気ですか?
今回のオススメは、大好きな劇団「猫のホテル」の30周年記念本公演『ピンク』!
“猫のホテル”って検索すると、ペットホテルが出てくるんですね。そりゃそうか。
ちょっと個人的な話をさせていただくと、私が夫(編集部注:八嶋智人さん)と初めて二人で出掛けたのは、スズナリに、「猫のホテル」の公演を観に行った時だったのでした!
そしてその数年後の結婚式で、「猫のホテル」の皆さんと、「劇団拙者ムニエル」の皆さんに、余興のお芝居をやっていただき。私たちの馴れ初め的なお芝居だったのですが、ちゃんとしっかりお稽古してくださって、それはそれは面白くて!! これまでで一番面白かったお芝居は、と聞かれたらそれです!
そんなわけで、私にとっては一生頭が上がらない皆さんなのです。
今回の30周年記念公演に参加するのは!
作・演出・出演は、チラシのメインビジュアルにもなっている千葉雅子。
小劇場一セクシーと言われている中村まこと。“時間泥棒”森田ガンツ。“ミスターもち肌”市川しんぺー。少年から熟女までの、魅惑の美声を持つ佐藤真弓。いつもトイ・ストーリーのウッディみたいだなって思う村上航。
この劇団員6名に、唯一のゲスト尾上寛之さんを迎えて。
千葉雅子さんからコメントをいただきました!!
“これまでの「猫のホテル」の作品の多くが男性の物語でしたが、今作では、家父長制に守られた世界で逞しく生きる女性の物語を創りたいと思います。
100年前の英国では、成人男性が赤い軍服を着たことから、ピンクは男の子、ブルーは女の子の色とされたそうですが、そんな常識が逆転した今、「ピンク」に変容の意味を込めてタイトルとしました。“
千葉雅子さんと佐藤真弓さんの女優対決も見られそう!
どんな『ピンク』になっているでしょうか。
そしてもう1つ!
世田谷アートタウン2021関連企画 日仏国際共同制作ダンス公演『ゴールドシャワー』。
フランス人コンテンポラリーダンサーで振付家のフランソワ・シェニョーと、「大駱駝艦」主宰・演出家・俳優の麿赤兒による、昨年フランスで初演を迎えたダンス作品。
強烈な個性の二人が出会い、七年の時を経て生み出したエロス(性)とタナトス(死)!
この「妙」なる伝説を一瞬たりとも見逃すことなかれ!!
ではまた再来週に!!
<今回ご紹介した舞台>
猫のホテル 30周年記念本公演『ピンク』
家庭教師と教え子として出会ったカヨとミツコ。ある日、カヨの元にミツコからの悲痛な手紙が届く。再会した二人は、それぞれのみっともない半生を振り返り、タッグを組むことに。共闘の果てに、どこにたどり着くのか。二人の30年の物語。
■日時:10月6日㈬~13日㈬
■会場:下北沢ザ・スズナリ
■チケット料金(全席指定・税込):一般前売4500円、当日5000円、学割3000円 ※前半割あり。前売4300円、当日4800円
■作・演出:千葉雅子
■出演:中村まこと、森田ガンツ、市川しんぺー、佐藤真弓、村上航、千葉雅子 / 尾上寛之
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世田谷アートタウン2021関連企画 日仏国際共同制作ダンス公演『ゴールドシャワー』
コンテンポラリーダンス界で注目を集めるフランソワ・シェニョーと、舞踏界のレジェンド麿赤兒が意気投合し、7年越しで実現させた作品。日仏の鬼才による独自の世界が繰り広げられる。
■日時:10月15日㈮~17日㈰
■会場: 世田谷パブリックシアター
■チケット料金(全席指定・税込):一般4500円、高校生以下(当日要証明書提示)1500円、U24<前売りのみ>2250円ほか。
※未就学児は入場できません。※開演後は本来の席に案内できない場合があります。
■構想・出演:フランソワ・シェニョー 麿赤兒
※10月23日㈯、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホールにて公演あり。
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構成/神山典子
前回記事「中村倫也くんが安倍晴明に!草刈民代さんがサナトリウムの院長に!ナイスキャスティングの2つの舞台に注目」はこちら>>
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