ライフスタイルマガジン「GOOP」を運営し、最新の美容や健康情報に人一倍詳しい、グウィネス・パルトロウ。先日49歳のバースデーを迎えたばかりの彼女が、自身の美容とアンチエイジングについて語りました。

写真:Best Image/アフロ

「世間のジャッジメントについて私が気に入らないのは、女性として、私たちは何の助けもなしに、永遠に完璧であることになっているということだわ」と彼女。「それは、社会が私たちに求める、奇妙な完璧主義の一種なのよね」。

たしかに、世間は女優さんが老けると「劣化した」と叩き、美容医療で若返ろうとすると「若作りだ、不自然だ」と批判する傾向にありますよね。何もしないでもいつまでも若く美しくいないといけないというプレッシャーは、多くの女性たちを苦しめている概念。

 

これについてグウィネスは「いやいや、違うから! 私たちは歳を取るし劣化もするわ」とコメント。「私は目覚めたときからこの外見に見えないといけないために美容医療を受けたことを認めるつもりはないわ。それは実際、ほかの女性たちを傷つけると思うもの」。彼女自身、よく食べよく運動して、いいビューティアイテムでケアしているけれど、ZOOM会議で自分のシワを発見して、美容医療の助けが必要だと認めたのだとか。画面に映る自分の顔の影に慄きリングライトをポチった私には、めちゃくちゃ共感できるエピソード(涙)! 普段鏡ではわからない自分のほうれい線やクマが浮き彫りにされるZOOM会議では、自分の顔が目に入るたびにテンションが下がります。

さて、そんなグウィネスがトライした、アンチエイジングのための美容医療とは、「ゼオミン」というボツリヌス製剤。「今まで注入系美容は苦手だったの。不自然に見える気がして」という彼女ですが、その考えは、数年前にシワを消してくれるゼオミンに会って変わったそう。

ゼオミンのもたらす自然な効果に、グウィネスは夢中になったのです。
「まるで、良質な昼寝をしたときのような感じなの。私は明らかに、自然志向だし何かに夢中になることはないんだけど、ゼオミンは浄化されているところが気に入っているの。(美容医療の中でも)クリーンなバージョンなのよね」と絶賛。

グウィネスと写っているのは娘のアップル。


これまでのボトックスと何が違うのか調べてみたところ、複合タンパク質という成分が含まれていると回数を重ねるうちに抗体ができてしまい、効果が出にくくなるのですが、ゼオミンはその複合タンパク質の含有率が少ないため、そのリスクが少なくなる、ということらしいです。

「清浄な成分であることと、実績がある商品であることがとても重要。私が数年前からゼオミンを使い始めたのは、それが大きな理由のひとつでもあるわ」。

最近のグウィネスのセルフィーを見るたびに、「不自然な若作りもせず、年相応に綺麗だな」と思っていたのですが、ゼオミンにはたしかに、やりすぎない緩やかなアンチエイジング効果があるのかもしれませんね。

「私にとって美しさとは、幸せVS若さへの執着」と語るグウィネス。内面が充実していたら外見は気にならないかというとそういうものでもなく、やはり自分自身の外見を好きでいることも、メンタルの安定に繋がる。だからいくら幸せな生活を送っていても、シワやたるみは気になっちゃう。それが女心というものなのかも。

そんなわけで、とっても気になるゼオミンの効果。どなたかやってみた方がいたら、ぜひ感想を聞いてみたい!

 


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