10月13日、キャサリン妃がウィリアム王子とお揃いでのご公務に従事。同週末に開催された地球環境の授賞式に関連したイベントで、地元の若者たちから、環境回復のための創造力に溢れたアイデアをお聞きになりました。

その時のキャサリン妃ファッションに、私は思わず感服。というのも、10年間キャサリン妃のファッションを見続けた私ですら、初見で気づかなかったんです。まさか着回しだったとは……。それくらいキャサリン妃の着回しレベルはアップしていました。

 


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キャサリン妃の最新コーデ


2021年10月13日 地球環境のイベントに出席。コート:アーデム ニット:ザラ

まずは、こちらが先週のキャサリン妃のコートスタイルです。
グリーンのコートはフロントのジッパーを開け、中に同系色の鮮やかなニット(しかも昔のザラ!)を合わせ、最近の定番となりつつあるワイドパンツを合わせたコーディネート。

上半身にはカラーアイテムで華やかさを、下半身はダークに引き締めながらトレンド感のあるパンツでスタイリッシュに見せていらっしゃいます。
簡単そうで、バランスが難しく、実はよく計算された上級コーデです。

私が着回しだと気づかなかったのは、実はこのコートの着こなし方のせい(笑)。“開けて着る”、ただそれだけのことが、印象を激変させたのです。
次のコーデをご覧になればそれも納得のはず。以前のキャサリン妃はいつも閉じて着ていたんです。


7年前は、大好きなドレスコートは1枚でサラリと着用

キャサリン妃に学ぶ「同じコートが激変して見える」着回し術_img0
2014年4月12日、ニュージーランドを公式訪問。コート/アーデム 靴/エピソード 写真:アフロ

こちらが7年前に同じドレスコートをお召しだったときのコーデ。
もちろん中にはワンピース等をお召しになってはいますが、コートの前を閉じ、ドレスのように着られています。コートの前を開けたり、閉めたりするだけで、ここまで印象変化できるとはさすがキャサリン妃です。

ドレスコートといえば、寒い時期が長い英国において、アウターっぽく見えず、一枚でサラっと着てサマになり、かつ上品にも見える、キャサリン妃の代表的なアイテム。
過去に3度、このコートを着回しされていますが、毎回ドレスコートとして前を閉じたまま、服やピアス、クラッチ、パンプスといった小物でイメージを変えられるのが基本だったので、とても意外な着回しでした。