お元気ですか？
私は、明治座『本日も休診』、12日に初日を迎えました！
ほんとだったら先輩方と飲みに行ったりして、いろんなお話聞いたりできたのにな、と残念な気持ちもありますが、無事に開幕できるだけありがたいですね!!
お稽古を振り返ると、演出のラサール石井さんが、稽古初日に「風通しのいい現場に！」とおっしゃった通りに、和やかな雰囲気で、意見もどんどん出て、取り入れられて、常に笑いに包まれていました。
稽古場風景
というのも、先輩方は普通のセリフも普通に言わず！！ あ、細かいことは、見てのお楽しみに。
で、笑って見ていると、次のシーンではぐっときちゃって、ホロリとしちゃうのです。私と共演の星野園美さん、仲坪由紀子さんらは、何度もマスクを濡らしました。
素敵な作品になっていますので、観に来ていただけたら幸いです！！
本番真っ最中の私ですが、見逃せないものをあと２つ！
まずは、二兎社『鷗外の怪談』。
こちらは、二兎社の40周年記念公演！
2014年に初演し、ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した作品の再演です。
初演には、今年亡くなった若松武史さんが出ていたんだな。
今回はキャストを新たに、松尾貴史さん、木野花さんと池田成志さん！！
親戚の子みたいな味方良介くんも！
楽しみです!!
それから、ナイロン100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』。
ナイロン100℃は、大倉孝二さんを主演にナンセンスを。
客演は、赤堀雅秋さん、山内圭哉さん、池谷のぶえさんの同級生トリオ。
のぶえさんと言えばナンセンスの女王！！
叶姉妹の配信番組「ファビュラスワールド」でも、のぶえさんの話題が。名バイプレーヤーと紹介されていました！
作・演出のKERAさん曰く、“ナンセンスの、或いは、不条理の極北に行ってみる覚悟”とのこと。何としてでも観に行かねばです!!
ではまた再来週に！！
＜今回ご紹介した舞台＞
『本日も休診』
実在した医師、見川鯛山による人気エッセイ『田舎医者』シリーズを下敷きに書き下ろす新作舞台。舞台は昭和40年代の那須高原。小さな診療所の型破りな医師、“山医者”こと鯛山先生と、個性豊かな村人たちが織り成す人間模様をユーモラスに描く。人が人を癒やすこと、人がすこやかに生きることの意味を問いかける作品。
■日時：11月12日(金)〜28日(日)
■会場：明治座
■チケット料金（全席指定・税込）：Ｓ席12000円、A席（3階席）6000円
■原作：見川鯛山「田舎医者シリーズ」
■脚本：水谷龍二
■演出：ラサール石井
■出演：柄本明 花總まり
渡辺大輔 能條愛未・中島早貴（ダブルキャスト）
佐藤Ｂ作 松金よね子 ベンガル／笹野高史
伊藤裕一 佐渡稔 魁三太郎 有薗芳記 谷川昭一朗 菅原大吉
宮下今日子 稲村梓 かんのひとみ 星野園美 仲坪由紀子 ただのあっ子
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二兎社『鷗外の怪談』
高名な作家で、陸軍軍医総監でもあった森鷗外。1910年から1911年にかけての4か月間、「ある事件」をめぐり、鴎外と、彼を囲む人々とのやりとりを描くことで、その謎多き内面に光を当てる。
■日時：11月12日(金)～12月5日(日)
■会場：東京芸術劇場 シアターウエスト
■チケット料金（全席指定・税込）：一般6000円、ほか。
■作・演出：永井愛
■出演：松尾貴史 瀬戸さおり 味方良介 渕野右登 木下愛華 池田成志 木野花
※全国ツアー：12月16日(木)長野、19日(日)山形、25日(土)滋賀、1月8日(土)兵庫、10（月・祝）山口、13日(木)、15(土)・16日(日)愛知、22日(土)・24日(月)北海道
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ナイロン100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』
2018年に上演された「睾丸」以来3年ぶりとなるナイロン100℃の新作公演。劇団久々のナンセンス・コメディ。
■日時：11月20日(土)〜12月12日(日)
■会場：下北沢 本多劇場
■チケット料金（全席指定・税込）：7600円
■作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
■出演：大倉孝二
みのすけ 犬山イヌコ 三宅弘城 峯村リエ
松永玲子 長田奈麻 廣川三憲 喜安浩平 吉増裕士 猪俣三四郎
赤堀雅秋 山内圭哉 池谷のぶえ
※兵庫公演12月18日(土)〜19日(日) 兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホール、広島公演12月21日(火)JMSアステールプラザ 大ホール、北九州公演12月25日(土)〜26日(日)北九州芸術劇場 中劇場
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構成／神山典子
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