お元気ですか。
私は、明治座『本日も休診』公演中です。28(日)までやってます！
本番を重ねるにつれ、レジェンドが、レジェンドでいられる理由がよくわかりました。一緒にお芝居ができて、本当に幸せな日々です。
本番中は、なかなか観劇できませんが、ギリギリ観に行けたのがこちら。
阿佐ヶ谷スパイダース『老いと建築』がとんでもなく素晴らしかったです！！
「家」をめぐり、家主とそこに関わる人々。建物の記憶。
俳優さん、舞台美術、演出……、何もかもめちゃくちゃ良かった！
12月４日、５日に松本公演があるので、ぜひ！！ わざわざ見に行く価値ありです。全力でオススメ!!
そして、今、楽しみにしているのが、good morning N°5『異常以上ゴミ未満、又は名もなき君へ』。
タイトルがそもそも異常！
good morning N°5は、毎回欠かさず観ていますが、一回もハズレなし。
お好みはあると思いますが、絶対にチケット代以上のものを観せてくれます。
今回の見所は……、
初参加のナンセンス王子、ブルー&スカイ！！
池谷のぶえさんが所属していた、劇団猫ニャー（のちに「演劇弁当猫ニャー」に改名）の主宰、作・演出をされていた方です。その面白さ計り知れず！
かわいくて、かっこよくて、熱い！ 原嶋元久、三津谷亮！！
中村中ちゃんの曲も楽しみ。
前回の公演『ただやるだけ』では、恥ずかしながら、大号泣してしまった私です。きっと今回も期待を上回ってくれるはず！
もう１つこちらも！
OrganWorks2021-22 『ひび割れの鼓動』hidden world code。
ダンサー・振付家の平原慎太郎さんのカンパニー、OrganWorks。
今回はテキスト・ドラマターグに、劇団イキウメ主宰の前川知大さん。出演には、猫のホテルの佐藤真弓さんらを迎えて。
テーマは『コロス』。
どんなコンテンポラリーダンス作品になっているのか。
佐藤真弓さんはどのくらい踊っているのか。
とても楽しみです！
ではまた再来週に！！
＜今回ご紹介した舞台＞
『本日も休診』
実在した医師、見川鯛山による人気エッセイ『田舎医者』シリーズを下敷きに書き下ろす新作舞台。舞台は昭和40年代の那須高原。小さな診療所の型破りな医師、“山医者”こと鯛山先生と、個性豊かな村人たちが織り成す人間模様をユーモラスに描く。
■日時：公演中〜11月28日(日)
■会場：明治座
■チケット料金（全席指定・税込）：Ｓ席12000円、A席（3階席）6000円
■原作：見川鯛山「田舎医者シリーズ」
■脚本：水谷龍二
■演出：ラサール石井
■出演：柄本明 花總まり
渡辺大輔 能條愛未・中島早貴（ダブルキャスト）
佐藤Ｂ作 松金よね子 ベンガル／笹野高史
伊藤裕一 佐渡稔 魁三太郎 有薗芳記 谷川昭一朗 菅原大吉
宮下今日子 稲村梓 かんのひとみ 星野園美 仲坪由紀子 ただのあっ子
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阿佐ヶ谷スパイダース『老いと建築』
阿佐ヶ谷スパイダース２年ぶりの新作公演。バリアフリー化を余儀なくされる家。独り暮しの老婆は老いを受け入れられず、さらにその先の改装・改築も考えている娘や息子には、この家を渡したくない。「同居」を口にし始める子供達や孫達、家を設計した建築家、既に先立った夫の幻影と思い出が入り混じり、老婆の言動は乱れて揺れ動く。
■日程：12月4日(土)〜5日(日)
■会場：まつもと市民芸術館 小ホール ■チケット料金（整理番号付き自由席・税込）：一般4000円ほか
■チケット料金（整理番号付き自由席・税込）：一般4000円ほか
■作・演出: 長塚圭史
■出演: 村岡希美 志甫まゆ子 坂本慶介 藤間爽子 富岡晃一郎 木村美月 中村まこと 李千鶴 森一生 長塚圭史 伊達暁
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good morning N°5『異常以上ゴミ未満、又は名もなき君へ』
“異常以上ゴミ未満”という価値観を軸に、世界平和を願いながら、愛とくだらなさが全力で交差していく熱き舞台。「面白いことがやりたい、というか、面白いことしかやりたくないッ！」good morning N°5の、派手でヘンテコリンな世界が繰り広げられる。
■日程：11月25日(木)～12月12日(日)
■会場：小劇場B1
■チケット料金：（整理番号付き自由席・税込）：一般4000円ほか
■作・演出：澤田育子
■音楽：中村 中
■出演：市川しんぺー 澤田育子 千代田信一 野口かおる 原嶋元久 藤田記子 ブルー&スカイ 三津谷亮 石田周作 久保田南美 高久えり子 谷田藍 山口恒祐 山科連太郎 声の友情出演 小林顕作
※12月1日(水)19時～、10日(金)19時～生配信あり。アーカイブは一週間視聴可能。3000円。
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OrganWorks2021-22 『ひび割れの鼓動』hidden world code
ギリシャ悲劇では、歌い踊り、物語を語った「コロス」。その「コロス」から生まれた“俳優”を迎えて、言葉と踊りを考えるステージ。“人とは何か”ということをダンスで表現してきた平原慎太郎と、超常的な世界との交わりを描き続ける前川知大が、どのような世界観を作り上げるのか注目。
■日程：12月3日(金)～12月5日(日)
■会場：KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
■チケット料金：一般前売4500円、当日5000円、U-24(18～24歳)3000円（前売のみ）、高校生以下2000円（前売のみ）ほか
■構成・振付・演出：平原慎太郎
■テキスト・ドラマターグ：前川知大
■出演：川合ロン、東海林靖志、高橋真帆、平原慎太郎、町田妙子、渡辺はるか
薬丸翔、佐藤真弓
※12月5日(日)には託児サービス有（有料。要予約）。
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構成／神山典子
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