映画好きなら懐かしい名作、『リアリティ・バイツ』に『シザーハンズ』。ヒロイン役を演じていた、90年代のアイコン女優、ウィノナ・ライダーがこの度大復活の兆しです。
ウィノナと言えば、ジョニデやベン・アフレックなどイケメン俳優たちにモテモテだった華やかな過去も今は昔。2001年にビバリーヒルズの高級デパート、サクス・フィフス・アヴェニューで約60万円相当のデザイナーズブランドの洋服を万引きして逮捕されるという衝撃的な事件が起きて以降は、ハリウッドでもすっかりイタい過去の存在に成り果ててしまっていました。あんなに可愛らしかったウィノナの凋落ぶりに、胸を痛めていた昔のファンも多かったはず。
それが、44歳となった今、あのマーク・ジェイコブスのビューティライン、マーク・ジェイコブス・ビューティの2016年春夏キャンペーンの広告モデルに大抜擢! マーク自身がインスタグラムで出来上がったばかりの広告ビジュアル画像を“流出”させていち早く公開しています。
こちらがマークのインスタにUPされた広告ビジュアル画像。ウィノナってやっぱりパーツが整ってて美しい。ちなみに映画にはコンスタントに出演していて、決してハリウッドで消えてしまったワケではなく細々と活動していた模様。
トレードマークのはっきりした眉を濃く描き、往年のハリウッド女優のようなクラシックなヘアメイクを施したウィノナが鏡に横たわっているこの画像は、60年代の映画『去年マリエンバードで』のデルフィーヌ・セイリングをイメージして撮られたものだそう。やっぱりウィノナ、あの美貌は健在で嬉しい!
ちなみに当時万引きした服の中にマーク・ジェイコブスの約9万円のジャケットも入っていたらしいから、なんだか皮肉な巡り合わせではあります。でもウィノナはその困難な時期を乗り越えたことで、今となっては逮捕されたことを人生で最高の出来事だと振り返っている様子。長年境界線人格障害という心の病にも苦しんでいたというウィノナ。現在は4年間交際しているエシカルブランドのハンサムCEOの恋人も居て、プライベートも満たされているみたいで、(勝手に)ちょっと安心。アラフォーにして人生再出発——そんなハリウッド人生もあるのですね。ここはひとつ、恋人時代にジョニデが腕に入れたことで有名になったタトゥーのメッセージで締めたいと思います。
「ウィノナ、フォーエバー」!!
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