40代前半で生理が
止まってしまったなら、
エストロゲンを足してみませんか

 

閉経する年齢には個人差があり、人によっては30代や40代前半で閉経してしまうこともあります。

30代後半などの40歳未満で生理が来ない状態が1年以上続くことを「早発閉経」と言います。
早発閉経の原因ははっきりとはわかっていませんが、何らかの理由で卵巣の機能が低下することが原因と言われています。

40代前半での閉経は、これに該当しないので、早発閉経には当たりませんが、閉経の年齢の中央値は50.54歳であることを考えると、40代前半での閉経も早い閉経と言えます。

 

閉経が早まる要因となることとは?


閉経が早まるのは、喫煙、動物性の脂質が多い食事、反対に脂質が少なすぎる食事、運動不足、慢性的なストレスなどが要因と考えられています。
閉経が早いと、エストロゲン(卵胞ホルモン)の恩恵が早い段階で受けられなくなるという大きなデメリットがあります。

エストロゲンにはコレステロールの値を適正に保って、血管の弾力性を保つ作用があるので、閉経しエストロゲンが少なくなると、動脈硬化になりやすくなり、それによって高血圧や心血管疾患などの病気も発症しやすくなります。

 

また、エストロゲンには骨を強く保つ作用もあるので、閉経後には骨粗鬆症にもなりやすくなります。
さらに、エストロゲンには肌のうるおいや髪のツヤを保つ作用もあるので、閉経すると肌が乾燥しやすくなったり、髪がパサつきやすくなったり、抜け毛や薄毛、白髪が増え、見た目の老化も進みやすくなります。

 
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