緊急事態宣言でステイホームしているうちに、あっというまに過ぎてしまった感がある2021年。そんな中でもセレブたちはいつも通り世の中を騒がせていました。そんなわけで今年最後の更新となる今回は、2021年のハリウッドNewsを振り返ってみたいと思います。今年気になった、4つのトレンドキーワードを発表!

【トレンドキーワード1】
人気ドラマのリブート版ブーム


エンタメ界では、人気ドラマのリブート版ブームが活発に。5月にはジェニファー・アニストンを国民的人気女優に押し上げたシチュエーション・コメディの「フレンズ」のリユニオン番組が放送され、主演メンバーたちが17年ぶりにTV画面に再集結。

キャストを一新した「ゴシップ・ガール」の新シリーズもスタートしましたね。ブロンドで典型的な白人美少女だったセリーナに代わる学園の女王・ジュリアンは坊主頭、というのも衝撃的で、ビジュアルだけでもZ世代の時代の到来を感じました。

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プレミアイベントに登場した、「ゴシップガール」新シリーズのキャストたち。写真:REX/アフロ

そして12月29日からは、SATC の続編ドラマ、「And Just Like That…」がついに日本でも配信スタート! 30代だったキャリーと女友達の友情と恋愛とセックスは、50代でどのように変化したのか。ヒロインのキャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーが白髪を隠さずに演じていることも画期的だと話題に。

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「And Just Like That…」撮影風景より。写真:REX/アフロ

「ゴシップ・ガール」は放送終了から約10年を経ての新シリーズですが、ほかのふたつは約20年ぶり。こんな昔の作品が今再び作られるのがブームという背景には、TVやドラマを観るメイン層は、アラフォー以上の「ジェネレーションX」までだからなのかなあと思いました。どう見ても、我々mi-mollet世代に見事に刺さる作品セレクトですし。若い世代はTikTokやYouTubeで短い動画に慣れているので、長いドラマや映画を観るのは苦痛だという声も聞きますものね。それでいくと、個人的に期待したいのはデヴィッド・ハッセルホフが知能を持つスーパーカーを相棒に活躍する特撮ドラマ「ナイトライダー」のリブートなのですが、デヴィッドはすでに69歳なので、アクションシーンは難しいかしら……。

【トレンドキーワード2】
男性セレブのコスメブランド設立ラッシュ


セレブのビューティー業界への進出が止まらない昨今。2021年もアリアナ・グランデによる「remビューティー」のローンチに、ビリー・アイリッシュが手がけるフレグランスがデビューしたりと話題豊富でしたが、中でも目立ったのは男性セレブがプロデュースするコスメブランド。ハリー・スタイルズのライフスタイルブランド「Pleasing」、ラッパーのマシンガン・ケリーのネイルポリッシュ・コレクション「UN/DN Laqr」が次々にスタート。


男性のヤングセレブたちはネイルも自己表現のひとつと捉えており、レッドカーペットではネイルやメイクを施した姿を見ることも増えてきました。モード界でもジェンダーレス化が加速する中、セレブたちが性別関係なく使えるコスメやスキンケアをプロデュースすることで、美容もこれからどんどん男性たちの身だしなみとして広まっていくのでしょうか。

残り2つのキーワードは、次回に続きます!


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