年上の女性からの学び、年下の女友達からの刺激
さらにミモレでは、小島慶子さん、甘糟りり子さん、ジェーン・スーさん、そして大草直子さんという、私にとっては長年ファンだった名だたる著名人のインタビュー記事担当という身に余るお仕事もいただきました。
その中で皆さんが同じように口にしていたのが「女性はもっと自由になっていい」「”こうあるべき”という思い込みから自分を解放すると楽になる」ということでした。
また「40代からの女性の人生はすごく楽しい」という声もミモレではよく耳にします。来年は、ミドルエイジの女性の楽しさ・その心持ちに具体的にフォーカスした読み物も作ってみたいです。
またもう一つ、今年は年下の女友達がたくさん増えた一年でした。
仕事やSNSなどの出会いがほとんどですが、自分では「ミモレらしい心持ち」が年齢を超えたご縁を引き寄せてくれたのかな、と思っています。
自分がある程度の年齢を重ねて気づいたことは、年下の女友達ほど、自分に喝とパワーを与えてくれる存在はいない。ということ。
10歳も年下の女性となると、外見が若々しいのは当然ですが、やはり何より心の感度がとても高いんです。私がサラッと流してしまう話題や出来事にも意外な反応や感想を残してくれるので、ハッと目が覚める瞬間がよくあります。年齢と共にどうしても硬くなってしまう思考にアンチエイジングを施してくれる、貴重な存在です(笑)
そんな気づきも、来年はミモレで共有できたらいいなと思います。
最後に、繰り返しになりますが、ミモレのコンセプトに近い「シスターフッド」を意識するようになってから、自分を取り巻く世界に変化が起きた一年となりました。
私は3歳のやんちゃ盛りの息子がいますが、年下の女友達が会うたびにアンパンマンのおもちゃを買ってきてくれたり、「息子くんが小学生になったら、運動会のお弁当は私が作る」と張り切ってくれるバツイチの女友達もいます。
少し前まで、結婚や出産をしたら同じような環境の女性しか付き合えないだろうと漠然と思い込んでいたのに、自分で勝手に作っていた見えない垣根を取り除いたら、ステータスもバックグラウンドも関係ない、愛情溢れる優しい世界が広がっていました。
だいぶ暑苦しくなってしまいましたが(笑)
来年もこの環境を大切にしながら、一人でも多くの読者さんの心の琴線に触れるような記事を作っていきたいです。
皆さま、どうぞ良いお年をお過ごしください。
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