こんにちは、編集・川端です。
2021年も残り数時間となりました。大掃除の闘い中の「カーテンを洗って付け直す」大一番を終えて、指先がカサカサでiPadが反応しません。が、編集部メンバーやブロガーさんたちの年末のご挨拶の記事を読みながら、今年自分のたずわった記事を振り返っています。
今年は、バタやんとして自分が出て、書いて、喋って……という記事が多くなった印象があるかもしれないです。それももちろん責任とやりがいのある仕事なのですが、今年一番、私が時間と気持ちを割いたのは人物インタビューだったかなあと思いました。
先日オンラインで読者の皆さんとご一緒した「ミモレ大忘年会」で
今年一番会って嬉しかった人は?
というご質問があって、すごく悩みました。
2021年は、私の編集者歴の中でも特にインタビューが多くて、振り返ったところ32人の俳優さん、作家さんなどにお会いしました。
広末涼子さん/前田敦子さん/朝井リョウさん/西川美和監督×役所広司さん/ジェーン・スーさん/内田有紀さん/山口紗弥加さん/蛯原友里さん/小林麻美さん/平野ノラさん/穂村弘さん/東村アキコさん/南杏子さん/シム・ウンギョンさん/菅野美穂さん×高畑充希さん×尾野真千子さん/西田尚美さん×市川実和子さん/高岡早紀さん/富田靖子さん/間宮祥太朗さん/本谷有希子さん×長濱ねるさん/三宅裕司さん/工藤阿須加さん/大塚寧々さん/安田顕さん×小池栄子さん/永野芽郁さん/岡田将生さん(順不同です)
正直、会えて嬉しくなかった人はいないです。これはもう“役得”でしかないのですが、会いたいからオファーしているところもあって。毎回、うわあぁぁ本物だーーってなります。会ってがっかりしたことってないんです。会う前よりすごく好きになってしまいます。
念願かなって取材を受けてもらえても、コロナ対策もあって、人数や対面時間の制限があります。取材形式もさまざまになりました。共演者や撮影スタッフの方の感染、あるいは感染の疑いのため急に中止になることも多く。ドラマや映画の撮影の遅延に準じて、ミモレの取材時間が変更・短縮になって、5分、10分しかないことも。そのたびに大変なのは、私じゃなくて、ライターさんやカメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメイクさん、そして何よりご本人です。
事務所の廊下や非常階段みたいなところでの撮影して、メイク直しされながらインタビューをお願いしなくちゃいけなかったり……。それでも最善を尽くして向き合ってくださるプロフェッショナルな方々の姿勢に、私の頭の中はいつでもスガシカオが流れてました。私自身も、この1年でかなりハートがタフになった気がします。
皆さんもきっといろんな場面で、制約があるなりに、やったことないなりに、やれるやり方を生み出すタフさが身についた1年だったんじゃないでしょうか。
- 1
- 2
Comment