今年の12月8日、キャサリン妃がクリスマスコンサートを主催。その様子は、クリスマス・イブ(12月24日)に英国ITVを通じてTV放送が予定されていて、詳細はまだシークレット。
しかし、当日ロンドン、ウェストミンスター寺院に到着された際のキャサリン妃のファッションは明らかに。TPOを重視されるキャサリン妃だけに、やはりというべきクリスマス・カラーの赤でワントーンコーデをされていました。

そしてもう一つ、注目すべきポイントもありました。初お披露目されたお洋服は、色違いの同じデザイン。いわゆる大人買いです。

そういえばこれまでにも色違い購入をされているキャサリン妃。賢いお買い物や着回し上手で有名なキャサリン妃が、どんなアイテムの、どんなデザインを大人買いされているのか、最新ファッションとともにご紹介します。

 


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アイテム1
クリスマスカラー赤のキャサリン・ウォーカーのドレスコート

 

2021年12月8日、ウェストミンスター寺院でXマスコンサートを主催。 ドレスコート“スカーレット・ウール・コート・ドレス”/キャサリン・ウォーカー クラッチ/ミュウミュウ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:PA Images/アフロ

これが、その時のキャサリン妃ファッション。
鮮やかな赤のドレスコートに、スエードのクラッチ、パンプスとピアス以外は赤でまとめたインパクトのあるコーディネート。フィット&フレアーのエレガントなシルエットに、襟元の大きなボウがアクセントになったデザインが、とてもキャサリン妃にお似合いですね。このように、一枚でサマになるデザインのコートはロイヤルスタイルの基本です。

そして同時に……このデザイン、どこかで見たことがあるような? と気づいた方もいるはず。
そう、この時です。


色違いで買ったのは、有事にも使えるノーブルな黒

2021年4月17日、ウィンザー城でエディンバラ公の葬儀に出席。ドレスコート“スカーレット・ウール・コート・ドレス”/キャサリン・ウォーカー 帽子/フィリップ・トレーシー クラッチ/ジミー チュウ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

今年4月に、エディンバラ公の葬儀の際に初めてお披露目されたのが、こちらの黒でした。
年齢を問わないエレガントなシルエットに、ボウというクラシックモチーフで、決して派手にならない程度の華を加えたデザインのコートは、活用の幅が広くて便利。ましてや黒であれば、冠婚葬祭で活躍してくれますね。小物を変えて雰囲気を変えることも可能。

キャサリン妃の鉄板アイテム、こちらのドレスコートは、赤と黒の反対色を購入。イメージが真逆に変わる、コントラストのある色違いをチョイスされています。


アイテム2
鉄板ジャケット、スマイスも色違いで購入

2011年6月30日初の海外ツアー、カナダへ出発。ヒースロー空港にて撮影。ジャケット“DUCHESS BLAZER”/スマイス ワンピース/ローラン・ムレ  バッグ/マルベリー 写真:アフロ

これまでにもお伝えしてきた、キャサリン妃の鉄板アイテム、ジャケット。その代表格がこの、スマイス。テーラードに金の一つボタンがついた、アシメトリーデザインのショートジャケットは、ご結婚以来(2011年)、長く愛用され続けている、いわばキャサリン妃の代表アイテムです。
ワンピースに羽織って、キャリア女性さながらのスタイルから、スキニーなどカジュアルパンツと合わせたキレイめカジュアルスタイルまで、幅広く着回しができるのも、お気に入りの理由です。

トラッドスタイルが基本のキャサリン妃が、1着目に選ばれたのは、やはりロイヤルらしいネイビーでした。では2着目に色違いに選ばれたのは、何色だったでしょう?


シックでミリタリーテイストの、アーミーグリーンを追加購入

2018年12月5日、キプロスの英空軍基地を訪問。 ジャケット“DUCHESS BLAZER”/スマイス パンツ/ジグソー 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:WENN/アフロ

7年後に新たにワードローブに加えられたのが、こちらのアーミー・グリーン。英国軍を率いるお立場でもあるキャサリン妃にとって、TPOの視点からも実はとても便利な色です。
最近増えているパンツコーデともピッタリで、今後年齢を重ねていくにつれ、シックな色なら着回しの幅も広がるでしょう。

コンサバの王道ネイビーと、ミリタリーグリーン、どちらもロイヤルスタイルに欠かせないベーシックカラーを選ばれています。

キャサリン妃の愛用ぶりが有名になり過ぎて、今やこのジャケットのモデル名は、ケイトジャケットと称されています。