皆様、明けましておめでとうございます。
今年も、英国王室やキャサリン妃のファッションを軸に、最新情報やオタク視点の内容をお伝えしたいと思いますので、お楽しみに。

まず新年最初は、キャサリン妃の衣装費についてのお話しです。
英国デイリー・メール紙が、昨年1年間でキャサリン妃が新たに購入されたお洋服や小物などの、いわゆる衣装費を計算(ビスポーク等を含め、あくまでも推測価格です) !

それによると、2021年の総額は48845ポンド(約767万円)。
これが高いのか安いのか、ですよね。
今年公的に登場された回数が71回。単純に割ると、1回のファッション代は約10万となり、全て新しいお洋服を着られたと考えれば、意外と安い印象ですね。
ちなみに比較しやすいよう、それ以前の衣装購入総額がこちら。

2020年 93914ポンド(約1474万円)
2019年 103075ポンド(約1618万円)
2018年 68334ポンド(約1073万円) 
2017年 119000ポンド(約1868万円)

ここからわかるのは、過去数5年間で、最も金額が高いのが2017年で、最も少ないのが昨年。
2017年は、ご一家で海外訪問をされたことも理由のひとつと考えられ、その後はルイ王子を妊娠されたり、コロナ禍ゆえに、総額は減少しています。
それにしても、コロナ禍がスタートした2020年と比べて、昨年は半分近くまで減っています。
どの年も1千万超えが通常といった感じでしたが、昨年はそれも切っています。
これも、コロナ禍で苦労を余儀無くされている英国民を想っての、キャサリン妃の意図的な結果でしょう。更には、この経費の出所、チャールズ皇太子にとっても、とても有り難い結果といえるはず。

とはいえ、コロナ禍であろうとも、公務をされていたキャサリン妃が、どうやって衣装費を半分にまで節約をされたのか?

そこには3つのポイントがありました。

 


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ポイント① 4割が着回しアイテム
4度も登場したジャケットも!

2021年10月5日、ロンドンの大学を訪問。チェックのワンピース/ザラ 写真:PA Images/アフロ
2021年7月11日、“ユーロ2020決勝”を観戦。 ジャケット/ザラ イヤリング/Blaizの“Red Beaded Earrings” 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

ざっと数えて、メインアイテムが着回しだったのが、71スタイルのうち31スタイル。約4割が着回しということになり、キャサリン妃の節約振りがわかるというもの。
こちらのザラのワンピースは2度目、ザラのジャケットは4度目の着回しとなりました。


ソワレですら着回しされるキャサリン妃

2021年11月18日、ロイヤルアルバートホールにてチャリティ公演に出席。ドレス/ジェニー・パッカム 写真:REX/アフロ

更に最も印象的だったのが、ソワレですら2着が着回しで再登場しました。
ゴージャスなソワレは同じでも、ヘア&メークで大きくイメージを変えられていました。

ご存知、日頃から倹約家で着回し上手で知られるキャサリン妃ですが、2021年はそれが最も生かされた年と言えるでしょう。言い換えれば、着回しの腕をより磨かれた、とも言えますね。