ミモレ読者の皆さま、こんにちは。

毎年クリスマス前後になるとザラっとした記憶が蘇ります。それはブダペストのアパートで空き巣に遭遇したこと。今でも思い出すとゾクっとし、身が引き締まります。

結論から言うと、我が家は大丈夫でしたが、間一髪、危ないところでした。今日はそんなお話です。

思い起こせばこれが前兆

実は、我が家のアパートに空き巣が入る1週間前から、朝早い時間に3日ほど玄関のチャイムを鳴らされることがありました。

2.3回押して、そのままになってしまい結局玄関ドアを開けるには至らず。

後から聞いたら狙いを定めたアパート全戸を狙った”総当たり”というプロの空き巣の手法だそう。これで在不在を確認するんだとか。

空き巣の入りやすい時間帯は!?

その日は朝から生憎の雨。ハンガリー人はちょっとの雨では傘をささない。わたしもすっかり傘をさす習慣がなくなりそのまま出掛けるつもりでしたが、コート初おろしの日。やっぱり汚したくないなと一旦傘を取るべく戻ることに。

エレベーターが反応しないので、階段へ。上から全身真っ黒な姿にサングラスを掛けた男性が勢い良く降りて来ました。「ヨーナポト!」ハンガリー語で挨拶するも無視。

住人は我が家以外全員ハンガリー人。皆感じ良く、会えば挨拶や他愛もない話をする間柄。ゲストも雰囲気の良い人が多く、かなり違和感を感じながらそのまま出掛けました。

なんだか嫌な違和感がぬぐえず。その日、ハンガリー語のレッスンだった為、家庭教師に話すと「何時に遭遇した?」「2時過ぎかな」「間違いなく空き巣だよ!午後2時から4時が1番狙われやすい。雨の日にサングラスは掛けない」と。

彼がなぜ断定出来るかと言うと、この1週間前に自宅に空き巣が入り、明け方4時まで現場検証でクタクタに疲弊し前回のレッスンに現れたから。

彼の話を聞いていたので、わたしも胸騒ぎがしていたのです。引っ越し直前に空き巣に入られた知人はその数日後に再び入られました。我が家はホリデー休暇でしばらく家を空ける予定があったので心配になり警察の友人に相談しました。

礼儀正しい振る舞いは自分の身を守る

プロの空き巣が1番嫌がるのは顔を見られること。そして声を掛けられること。なので、もう1度入られることは考えにくい。そして3つアドバイスを受けました。

①玄関やベランダなど、整然としておくこと。だらしない家は狙われやすいそうです。②玄関扉はチェーンなどの2重の鍵を。手間なので入られそうになっても諦める確率が上がるそう。
③不在時は外から人の居る気配を感じられるようにしておく。自動灯火システムやテレビ等の音をつけっぱなしにしておくなど。

我が家の話をしたら、友人からも近所で工事や同じ建物内での工事時は普段見えない場所が見えていたり、日々の行動が見られているもの。工事現場の人への挨拶は“わたしはあなたを見てますよ”のサインになるので励行すると良いとアドバイス受けました。それ以来、どの国でも、工事現場の人やアパート内の清掃、管理人等には現地語で自分から挨拶するようにしています。

結果的に我が家から上階は空き巣に入られ、牢屋のような頑丈な扉を玄関扉前に設置していました。タイミングがズレていたら、戻った家の中で鉢合わせした可能性もあったのかと思うとゾッとし、しばらく嫌な感覚が残りました。

その後、旅先のベルリンのホテルでは、チェックイン翌日、クレジットカードが決済出来ていないとのこと。カード会社に確認すると、普段使われない場所で使用されたので盗難カードとみなし止めたとのことでした。

窓や玄関扉の戸締りは大事です

欧州はクリスマスシーズンは日本の年末年始にあたり空き巣が多い時期になるそうです。毎年この時期になると思い出し、身が引き締まります。

年の暮れは気忙しく、何かとお金も動く季節。皆さまもどうかお気をつけ下さいませ。

それではまた、木曜日にお会いできたら嬉しいです♪

〜ブダペストの美しい冬〜

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