こんばんは。編集・川端です。「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」第93夜をお届けします。
今夜のお便りは、ペンネーム・てるママさんからいただきました。
「子どもの習い事を通じて出会ったとてもお洒落で素敵な人と仲良くなり、コロナ前はあちこち一緒に出かけたりしていました。しばらくぶりに会って、ある相談をしたら『○○さんには無理。やめておきなよ』と強い口調で言われてびっくりしてしまいました。それ以来、少し怖くて連絡をとれずにいます。このまま距離をとるべきか、でもその人以外に私には友達と呼べる人もいないし……と悶々としています。何か気持ちが晴れるようなおすすめの本があれば教えてください」
てるママさんのご相談からは話が逸れてしまうのですが、先日、私がとても好きだったアイドルグループのある1人の子がブログで卒業発表をしました。まだ気持ちの整理がつかずにいます。
このなんとも受け入れられない気持ちは「会えないうちに彼女がいつの間にか大きな決断をしていた」ことへのショックかもしれません。女友達にも同じような感情を抱くことがあって、てるママさんのお友達の怒ったようなアドバイスは、推しの卒業発表を受け入れられない私の感情と似ているのかも……なんてことを考えながらお便り拝読しました。
今日の勝手に貸出カードは、最果タヒさんのエッセイ『神様の友達の友達の友達はぼく』です。
＜今夜の勝手に貸出カード＞
【第93夜】大好きだった友達が急に怖くなるとき。変わったのはあの人か私なのか
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撮影／塚田亮平
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