今回ご紹介したいのは『ファイトソング』です。養護施設育ちの花枝(清原果耶)は空手で日本代表を目指していたものの、交通事故に遭いこの夢を断念。人が変わったように無気力になっていたところ、売れない一発屋ミュージシャン・芦田(間宮祥太朗)と出会う。ひょんなことから芦田と幼なじみの慎吾(菊池風磨)と、三角関係の恋を繰り広げるというストーリー。
『オーマイボス』『#リモラブ』と当て馬続きの間宮祥太朗さん
このドラマ、メインのキャストが発表されたときから「女1・男2の三角関係なんだな」ということは想像できました。が、気になっている人が多かったのは間宮祥太朗・菊池風磨のどちらが「当て馬」なのかという点。
何となく役柄的には幼なじみの菊池風磨のほうが「当て馬」っぽく見えるものの、間宮祥太朗といえば記憶に新しいのが昨年放送されたドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』での中沢涼太役。主人公・奈未(上白石萌音)の職場の先輩で、口は悪いが実はいい人、という役どころです。奈未を好きになりストレートに告白するも、奈未はすでに潤之介(玉森裕太)のことで頭がいっぱいで、そもそもそういう対象としてチャンスがなかったのでした。
仕事先で奈未が潤之介にもらったブレスレットをなくし、探すのを手伝ってバスに乗り遅れ、たった1部屋空いていた宿を「俺がお前の彼氏だったら他の男と同じ部屋に泊まられたら嫌だから」と言って出ていき、徹夜でブレスレットを見つけて宿に戻ったら奈未が東京からバイクを飛ばしてきた潤之介と抱き合っているのを目撃。そっと置いて立ち去った健気さ全開のシーンは涙した人も多いのではないでしょうか。また彼は『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』でも当て馬だったので、「間宮祥太朗=当て馬」というイメージがついてしまった感は否めません。つまり、どちらも当て馬っぽいのです。
いい奴すぎて当て馬感が半端ない菊池風磨さん
そんな中始まったドラマ『ファイトソング』。3話までを観る限り、まず慎吾は子どもの頃から同じ施設で育ち、花枝への好意を態度でも言葉でも示しまくっているのに全く相手にされていないどころか、本気で好きだということにすら気づいてもらえていません。悲しいほどの当て馬ムーブです。
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