環境を変え、一気に目標に突き進む
みなさんも、「この目的のために情報を集めたい」と思うと、アンテナがピンと立って自然に情報が目に付くこと、ありませんか?
「よし、女性起業家をサポートする事業を始めよう」と唱えるようになってから、評判のいい起業のノウハウを教えてくれるスクールやセミナーの情報が自然に集まってきました。税理士試験に挑戦した経験から、周囲に同じ志の仲間がいることの効果が身に染みていた私は、思い切って飛び込む決意をします。
ここだ、とピンときた起業スクールの授業料は60万円。ちょっとためらう大金です。このお金を投資するからには、主人にも目的や期待できる効果を「プレゼン」する必要がありました。
現在は私も起業応援セミナーを開いているので、「挑戦してみたいことがあるけれど、主人に反対されてできない……」というご相談を受けることがあります。でも、自由と責任はセット。
もし本当に起業したいならば、これをやってみたいと繰り返すだけではなく、たとえば月にどのくらいのお客様がいれば赤字にならないのか、それを可能にする事業計画とともに、本気で伝えるべきですよね。私はよく、「投資したお金はざっくり半年を目途に回収ができるか考えてください」とお客様にお伝えします。事業を始めるときに、収支に対する感覚は不可欠です。
私の場合、1回目の起業は失敗しているので、2回目は夫に繰り返し相談しながら計画をブラッシュアップしていきました。その結果、「よし、やってみなよ!」と背中を押してもらい、起業スクールに通い始めます。
新しい仲間の効果は絶大でした。先生を含めた周囲のメンバーの熱量が高くて、自分のテンションも計画も一気に加速。正直言って60万円分しっかり勉強しなきゃ! 結果を出さなきゃ! という、良い意味での気合も充分でした。
そして目論見通りセミナーで感化され、これまではまったく「得意じゃなかった・考えてこなかった」方法で起業準備を開始することになるのです。
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