眠っていたイヤリングに「イヤーカフ」を合わせる楽しみ【岡本敬子の50代ファッション】
服飾ディレクターの岡本敬子さんが「好きな服を自由に着る」日々のお洒落について綴ります。
「耳周りのジュエリーMIXスタイリング」
まだ寒さが続いていますが、お元気でいらっしゃいますか?
マスク生活になってから、着脱の際にイヤリングやピアスをいくつかポロッと落として紛失してしまう事が何度かありました。
お気に入りの物だったので、落としたその日はショックなのですがその度に厄を落としたと思うことにしています。
それ以来、ピアスは揺れの少ないピタッと密着型のものにして、そして新たにイヤーカフを取り入れてみることに。
以前よりデザインの幅も広がって、だいぶ可愛いものが増えてきてますね。
最近購入したのは、CALLMOON(コールムーン)のイヤーカフ。
大地に刻まれた石の偶然性のかたちにインスパイアされたイヤーカフだそうです。
向きによってゆるやかにクロスされたデザインが素敵ですよね。
それからイヤリングが片方だけになってしまったものとイヤーカフのミックススタイリングも新たな表情が出来ることに発見!
これならばジュエリー置き場に眠っていた片方だけのイヤリングが蘇らせることが出来て嬉し〜!
処分しなくて良かった……。
まだいくつかあるので、いろいろ組み合わせみようかな?
ではまた〜!
『好きな場所へ自由に行きたい』
岡本敬子 著 光文社 1500円(税別)
旅を愛し、暮らすように旅をする服飾ディレクターの岡本敬子さん。北海道や山形、鹿児島などの国内から海外まで、岡本さんがこの土地で必ず訪ねてしまうというスポットや、旅の愛用アイテム、バックパックの中身、旅のコーディネートなど、参考になる情報が満載!その土地の香りまで香り立つような内容は、旅好きな人にも自宅で旅気分を味わいたい人にもおすすめ。ステイホーム期間を経て、旅が人生においてもたらしてくれるものに気がついた私たちに、必見の一冊です。
岡本 敬子
アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun