こんばんは。編集・川端です。「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」第96夜をお届けします。

今夜のお便りご紹介します。ペンネームブドウパンさんからいただきました。

「バタやんさんのPodcastを聴き始めてから読書熱が再燃しています。でも老眼もきて眼もしょぼしょぼするし、長い物語にはなかなか集中できずにいます。気軽に読めて元気が出るようなエッセイがあれば教えてください」

とのリクエストにお応えしたいと思います。

今夜の勝手に貸出カードは、小林聡美さんのエッセイ集『聡乃学習(さとのがくしゅう)』にしました。

2014年から5年間にわたって綴られた小林聡美さんのエッセイが一冊の本になり、そしてこの2月に文庫になったんです! 以前にご紹介した『読まされ図書館』はじめ、『ワタシは最高にツイている』など、小林さんの文章は、ゲラゲラ笑う・胸に刺さるって感じではないのですが、じわじわ効いてくる。あとあと思い出してニンマリする。そんな効き目の長〜いエッセイなんですよね。

タイトルにした「五十過ぎたら順不同」は、俳優で俳人の小沢昭一さんの言葉。私も小林聡美さんと同じく、50歳を過ぎたら年功序列は気にしなくていいっていう意味かと思ったら、まったく違う深い示唆が込められていました。

さて、五十を過ぎたら、いや五十手前から意識すべきことは……。

 


<今夜の勝手に貸出カード>

『聡乃学習』小林聡美(幻冬舎文庫)


【第96夜】「五十過ぎたら順不同」体を心に近づけていく
 


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リクエスト、ご質問も引き続き募集しております。番組内で採用された方には、バタやんがセレクトした本を1冊プレゼントいたします。

<次回>
2月23日(水)22時配信予定

下記よりご感想、メッセージをお待ちしております。


撮影/塚田亮平

 


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