1:おかえり「チーク」!
「『解放ビューティ』とも呼ぶべき、心の解放感と美容の持つパワーを感じさせるカラーバリエーションに富んだチークが豊作」(長井さん)という言葉が聞かれたように、マスク生活でチークを飛ばす人が多かったここ数年に対し、この春はチークブームが復活!
「パウダーだけど肌にのせたときにフィットする、しっとり感を叶えるものに注目」(入江さん)と、塗りやすさがグレードアップしたものも多数。
「この春のお洋服は、パステルイエローなど優しい雰囲気のパウダーカラーがいっぱい。最近よく見かけるイエローを主役にしたチークメイクとリンクさせるのも可愛い!」(川上さん)というように、春ファッションとも相性抜群なんです。
2:種類&色が豊富な「アイブロウ」であか抜ける!
昨秋からのトレンドのひとつが、アイブロウのカラーリング。「いまの時代、髪色と眉の色を合わせなくても洒落ます。雑誌などの撮影現場でも、黒髪×明るいアイブロウという組み合わせが多かった」(川上さん)と感じるほど、様々なカラーが登場しています。
なかでも赤みカラーが人気で、「婦人は眉に赤みを足すと、血色感のある柔らかい雰囲気に。『いい人感』が増します」(長井さん)との声も。
色だけでなく、パウダーやマスカラなど形状も様々。「アイブロウマスカラは毛を起こして立体感や好みの質感を簡単に作れるから、顔の印象を大きく変えられます。たるみによって顔の形が変わってくるミモレ世代の顔もキュッと見えますよ」(安倍さん)
3:肌にも環境にも優しい「UV」&トーンアップする「下地」が必須
2021年からハワイ州で紫外線吸収剤「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」を含む日やけ止めの販売と流通が禁止されたように、海の生態系やサンゴに影響を与えるような成分は世界的に見直される傾向にあります。
そんななか日本でも、有害な化学成分を使わず、肌にも環境にも優しい日やけ止めが続々発売。
「『肌に優しい』『使い心地がいい』の先に『環境にも優しい』がないと、結局は続かないですよね。今年はどちらも叶えるアイテムが多く、注目したい」(安倍さん)
「いままでもオーガニックコスメブランドなどから、肌に優しい日やけ止めは出ていました。ですが、SPF・PA値が高いこと、伸びがいい、白浮きしないといった、つけ心地のよさと並立させるのは至難の業だったんです。でも今年は確実に技術が進化していて、感触がいいものがたくさん。つけなきゃ損です!」(入江さん)
化粧下地については、トーンアップやツヤ感を叶えるものが主流に。
「コロナ禍でBBクリームのような『多機能型』を謳うものの人気が続いていましたが、この春は、トーンアップを叶えるピンク系&ラベンダー系、白浮きせずにツヤを叶えるクリア系、保湿力に優れたものなど、下地本来の『特化型』が多く見られます。ミモレ世代には血色感やツヤが不可欠なので、ぜひ試してほしいですね」(長井さん)
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