皆様は、どんなクリスマスを過ごされる予定ですか? 編集部・大森は年齢を重ねる度に、街のイルミネーションを見上げることもなくなり、「ん? なに、それって美味しいの?」というような感覚になってしまっています。いけませんね(苦笑)。とはいえ、いろいろなところで耳にしてしまう定番クリスマス曲には無意識に反応し、思わず鼻歌を歌ってしまうことも……。

ご本人の生歌は、フェス以来2度目。つまり、ワンマンは初めてでしたので、歌って欲しいと懇願したくなる曲がたくさん!

というわけで、山下達郎さん(以下、敬称略)のライブツアーPerformance2015-2016に、『クリスマス・イヴ』がもっとも神がかって聴こえるであろうクリスマスイヴ直前の昨夜、行って参りました。気分はもう、プレゼントを抱え、柱に隠れて彼を驚かせようとしている牧瀬里穂です!

幾度となく足を運んだ中野サンプラザが、なんだか神々しく見えました! 「(ホールの稼働率は昔からよかったものの)上に位置するホテルの稼働率がインバウンドによって急に上がったからなのか、取り壊しは先延ばしになった」と達郎談。毛羽立っていた楽屋のソファの布地も無事に貼り替えられたそうです(笑)。とにもかくにも古き良きホールはできるだけ長く残していただきたい、というのが私の願いです。

聴きたかった曲は1曲以外すべて聴けました。さすがに、今年で40周年を迎え、数々のヒット曲を世に送り出している達郎。圧巻のセットリストでございました(ツアー中ですので、曲名は割愛!)。中野サンプラザを後にし、急にクリスマスを注入したからか、自分の中の年の瀬感が加速しました。

サンプラザの待ち合わせスポットにあるツリー。こんなにゆっくりツリーを見つめたのは今年初かもしれません……。

そして、そんな年の瀬。普段はいろいろな音楽を聴き散らかしている私ですが、この時期になると、なぜか特定の曲を聴くことが普段より数倍心地よくなるのです。

12月中旬〜クリスマスまでは山下達郎『クリスマス・イヴ』、稲垣潤一『クリスマスキャロルの頃には』、ワム!『ラスト・クリスマス』、ジョン・レノン『ハッピー・クリスマス』。

26日から大晦日まではユニコーン『雪が降る街』。

そして、大晦日・紅白歌合戦が終わる23:45頃から翌朝までは、松任谷由実『A Happy New Year!』(これを聴くとき憑依するのは『私をスキーに連れてって』原田知世ですね)。

そして、曲ではありませんが、12月はなんだか妙にSade(シャ―デー)を聴きたくなります。

どうでしょう? 圧巻のベタさだな、と我ながら思います(笑)。皆様のホリデーシーズンの傍らには、どんな曲が流れているのでしょうか?

With best wishes for Merry Christmas!