ryokoさんからの質問
Q.
更年期とのうまい付き合い方は?

45歳の主婦です。最近、イライラしたり、ふとしたことでやる気がなくなったり。もしかして、更年期の入り口なのかしら?と不安になりメールしました。遠くない将来、必ずやってくることなので、うまく付き合っていきたいのですが何かよい方法はありますか?

特別ゲスト 対馬ルリ子先生の回答
A.
ぜひホルモン検査を受けてみてください。
自分の体の状態が分かり、いたずらに不安にならなくてすみます

まだ45歳ですから、更年期には少し早い気もしますね。まずは基礎体温をつけられて、自分のホルモン状態を把握してください。

さらに詳しく知りたいなら、病院に行って、ホルモン値を測る検査を受けてみるのもいいでしょう。自費診療にはなりますが、結果についてしっかり読み込みこむだけでも、かなりホルモンについての勉強になりますよ。エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)がたっぷり分泌されているかなど、様々なことが分かりますから。

このホルモン検査は、年に一回ぐらい、婦人科検診を受けるときに一緒に受けるといいでしょう。

毎年ホルモン検査を受けていれば、徐々に変化が起こっていることに気づけるはず。でも日本女性の多くは婦人科に定期的に通って検診や相談をする習慣がなく、もちろんホルモン検査も受けられていないので、50歳ぐらいになって「急に体調が悪くなった!」と感じ、パニックになる人が多いんですよ。ホルモン検査には、抗ミュラー管ホルモンといって、卵巣年齢が分かる検査もあります。それによって自分の閉経年齢が早いとか遅いとか、だいたいですが見えますから、いたずらにパニックになることもきっと減るはずです。

ですが、第一回でもお話させていただきましたが、まずはかかりつけ医を見つけられて、気になる症状があったときはその先生に相談されるのが一番いいでしょう。おそらく、今私がお伝えしたようなホルモン検査の話もしてくださるはずです。

ただご注意いただきたいのは、ウーマンズヘルスを専門とする先生は、そうたくさんいるわけではありません。とくに更年期専門の医師となると、全国でも数名しかいません。近場の医師にかかっても、運動、栄養、サプリメント、心のケアなどについてはあまり詳しくない可能性もありますので、そこはしっかりと探されたうえで、その先生や健康の専門家(保健師さんや助産師さんなど)に定期的に相談するようにしてください!

いかがですか?
対馬先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE
  • 対馬 ルリ子(つしまるりこ) 1984年、弘前大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科学教室助手、都立墨東病院周産期センター産婦人科医長などを経て、2002年にウィミンズ・ウェルネス銀座グリニックを開院。2003年に、女性外来を普及させるため「女性医療ネットワーク」を設立する。全国の約600名の女性医師、女性医療者と連携し、女性の生涯にわたる健康維持のため、様々な情報発信・啓発活動をおこなっている。『女性ホルモンで世界一幸せになれる日本女性』(マガジンハウス)など、著書も多数ある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る